ドコモ版iPhone 5s&5c MVNOでは3G通信のみ対応/APN構成プロファイルによる設定が必須

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ドコモから発売されているiPhone 5s(A1453)、iPhone 5c(A1456)を、ドコモのMVNOのSIMカードで使用する場合『APN構成プロファイル』をダウンロードしてAPN設定を行う必要があり、データ通信についてはLTEでの通信が不可能となることが、MVNOとしてデータ通信サービスを提供するIIJのエンジニアBlogによって発表されている。

IIJの『てくろぐ』のBlogエントリは以下より。
てくろぐ: iPhone 5s・iPhone 5c IIJmio高速モバイル/Dで使える?

IIJのエンジニアのBlogエントリによる検証結果は以下。

・APN構成プロファイルの読み込みにより、spモード以外の(MVNOを含む)APNへの接続は可能
・APN構成プロファイルで読み込みさせた接続先は、LTEでの接続ができない
・アンテナピクトは正常に表示されないが、通信は可能
・テザリングは利用不可能

ドコモのiPhoneの製品紹介ページには『spモード以外利用不可能』と書かれており、この文字通りに解釈すると、spモードに非対応なドコモのMVNOで利用する場合は、全く利用出来ない。

という可能性も浮上していただけに、、APN構成プロファイルを利用することで、3Gでの通信については利用可能。というのは、旨をなで下ろした方も少なく無いかもしれない。
関連エントリ:ドコモのiPhone 5s/5cは『spモード専用』仕様か?MVNOで利用できない可能性も | shimajiro@mobiler

但し、3Gでの通信についてはドコモがiPhoneを販売する前から、SIMフリーのiPhone 5などでは可能にはなっていたので、ドコモからiPhone 5s/5cが発売され、MVNOで利用可能な端末が流通しやすくなった。という面がプラスだとしても、APN構成プロファイルを別途回線からダウンロードする必要があるなど、設定の手間が増していることで、ドコモからiPhoneが発売される前と比べて、トータルではマイナスの要素の方が大きいように思える。

個人的には、『ドコモでiPhoneが使える』ことよりも『ドコモがiPhoneを販売することでSIMフリー版が国内でも入手しやすくなる』ということを勝手に期待していたけれど、今のところドコモのiPhoneについてはSIMロック解除に非対応かつ、今後の対応予定についても不明となっているのが残念。

今のところ、SIMフリー版のiPhone 5s/5cについての詳細情報は無いけれど、こちらも同様にMVNOのSIMカードでは3Gのみ利用可能となる可能性が高そう。

SIMフリー版のiPhone 5s(モデル不明)は既にAmazonでも販売が開始されている。
価格はゴールド 64GBで135,000円と、かなり高めになっている(^ ^;

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