日本通信 × イオンのNexus 4は『大成功』/サンプル調査では購入者の60%以上が60歳以上

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日本通信とイオンの提携により販売されている、Googleの『Nexus 4』と日本通信の『スマホ電話SIM』のセット販売が『大成功』であると、日本通信の三田社長がTwitterにてツイートし、更に10%のサンプルであるとしながら、購入者の60%以上が60歳以上であることを明らかにしている。

日本通信 × イオンによるNexus 4の販売プロジェクト(?)に関するツイートは以下。

購入者層に関するツイートは以下。

今回のセット販売は、Nexus 4と日本通信のスマホ電話SIMがセットで3,218円(税抜 2,900円)で購入可能となるセットで、Nexus 4の端末代は総額36,806円(税抜 34,080円)を24回払い(月額 1,533円/税抜 1,420円)と、通信サービスである『スマホ電話SIM』(通信速度は最大200kbps)の月額料金 1,684円(税抜 1,580円)と合わせて、毎月の支払金額が 3,218円(税抜 2,980円)となり、通常のスマートフォンを購入するのと比べて割安感があるために好評だったことが覗える。

■支払料金の詳細
(1)Nexus 4端末代金:月額 1,533円 (総額36,806円)
(2)通信サービス料金:月額 1,684円〜
───────────────────────────────
支払金額合計:3,217円 (税抜 2,980円)

今回販売されているNexus 4が、通常のスマートフォンを購入するのと比べて割安。という点は理解できるけれど、Nexus 4は海外で2012年11月で発売、国内向けには大幅に遅れた2013年8月末から発売が開始され、同年の11月1日からは、後継機となるNexus 5が発売開始されたこともあり、販売価格も最新モデルのNexus 5と大きく変わらない値段で販売されていたことから、恐らく日本国内では不良在庫状態であったことが予想される。

そんなNexus 4に格安通信サービスである『スマホ電話SIM』を組み合わせて、日本通信 × イオンの組み合わせで店頭販売を行うと、これまでの販売方法ではリーチできなかったユーザ向けに、好調なセールスを記録した。というのは面白いなと思う。

スマートフォンの通信料や本体価格は、MNPでの契約や各種キャンペーンの適用によって、通常価格から大幅に割引した状態で利用することも可能ではあるけれど、そういった情報を持っていないユーザ層に対しては、通信速度に制限がある&端末は最新モデルではない。という点を含めても『(税抜きで)月額3,000円以下でスマートフォンが使える』という価格設定で新たなニーズを掘り起こしに成功したと言える。

携帯電話の料金関連では、ドコモが発表した新料金プラン(2014年6月より提供開始)が大きな話題となっているけれど、日本通信 × イオンのスマートフォンのセールスが好調だったことは、携帯電話・スマートフォンにそれほど興味を持たない、いわゆる『普通のユーザ』からすると複雑で解りにくいようにも思える料金プラン(特にパケット通信)を訴求するよりも、型落ち端末&低速な通信サービスであっても、『シンプルでリーズナブルな価格設定』によってユーザニーズを掘り起こすことができる。という、面白い事例だなと。

日本通信の販売するスマホ電話SIMは以下より。

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