オーストラリアのプリペイドSIM、テザリングもLTEも使えるOptusの$2/日プランがオススメ

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オーストラリアで使えるプリペイドSIMのサービスでのオススメは、Optusの提供するオーストラリア国内宛の音声通話&SMSと、500MB/日までのインターネット接続が可能なプランで、利用料金は$2/日(約200円/日)。

オーストラリアでは、Telstra、Optus、Vodafone AustraliaなどがそれぞれプリペイドSIMを提供しているけれど、Optusの$2/日プランは、旅行などでの短期滞在でスマートフォンを使う場合には丁度良いサービス内容であり、料金も$2/日と割安になっており、非常に使い勝手が良い。

■OptusのプリペイドSIM
購入したOptusのプリペイドSIMカード
レギュラーサイズ/microサイズ両対応のSIMカードが販売されている

OptusのプリペイドSIM向けのプラン紹介はOptusのWebサイトにて。

Prepaid Plans – Optus

Optusから送られるSMS内容などから判断するに、プラン名は『Two Dollar Days 4G Ready』という名称になっている模様。

今回のオーストラリア滞在で購入したOptusのSIMカードは、Optusショップで購入しその場で$2/日プランに登録してもらい、すぐに$2/日プランを利用することができた。

$2/日プランで利用可能な通信量は500MB/日に制限されており、500MB/日を超えると自動的に$2がプリペイド残高から引かれ、更に500MBが追加で利用可能となる。

当初は『500MBを超過した場合$2が自動的に引かれる』とは思っていなかったため、プリペイドSIMの残高不足によって思っていたよりも早く$2/日プランが利用できなくなってしまった。通信量の多い使い方をする場合は注意が必要。

OptusのプリペイドSIMの残高追加は、Optusショップやコンビニエンスストアにて行うことが可能。滞在中は基本的にOptusショップで残高追加を行った。

OptusのプリペイドSIM向けの$2/日プランでは従来、iPhoneでテザリングが利用できない(Androidは不明)上に、LTEについても非対応となっていた模様だけれど、2014年5月時点ではテザリングもLTEも利用可能となっており、従来と比べてプリペイドSIMにおけるサービスの制限が無くなっている。

「プリペイドで4Gも使える」海外定額データ通信:海外プリペイドSIM導入マニュアル──「オーストラリア・メルボルン2012年」編 (2/3) – ITmedia PC USER

例えばOptusの音声+データ対応プランで「1日AUD 2のデータ定額プラン」はLTEを利用できない。

■OptusのプリペイドSIM($2/日プラン)でiPhone 5sをLTEで使う
OptusのプリペイドSIMでiPhone 5sをLTEで使う

なお、OptusのプリペイドSIM($2/日プラン)はiPadでも利用可能だった。APN設定などが不要で通信ができるのもカンタンで便利。

APNを手動で設定する場合、以下内容で通信を行うことができた。

APN:yesinternet
ユーザ名:なし
パスワード:なし

■OptusのプリペイドSIMをiPad Air(SIMフリー版)で使う
OptusのプリペイドSIMをiPad Airで使う

OptusのLTEは1800MHz帯(Band 3)をメインとし、TD-LTEでは2300MHz帯(Band 40)が使われている。

1800MHz帯に対応したSIMフリー端末として、日本国内で入手し易い端末はドコモから発売されている端末のうち、下り最大150Mbpsに対応した機種をSIMロック解除したものの他、SIMフリーのiPhone 5s/5c、EMOBILEおよびGoogle Playにて販売されているNexus 5などがあり、比較的入手は容易。

今回のオーストラリア滞在中は主に、SIMフリー版のGALAXY Note 3(N9005)、SIMフリー版のiPhone 5s、Nexus 5(EM01L)で使っていたけれど、何れの機種でもOptusのLTEネットワークに接続が可能であり、滞在中快適にインターネットを利用することができた。

ただし、『下り最大150Mbps対応機種』の中でも、ドコモの販売するモバイルWi-FiルータをSIMロック解除したものについては、LTEでの接続を行うことができなかったので、SIMロック解除したモバイルWi-Fiルータを利用する予定の方は、LTEでの通信ができない点に注意が必要。
→追記:これは「LTE国際ローミング対応機種」であれば、モバイルWi-FiルータでLTEが利用可能。
ドコモのモバイルWi-Fiルータ『L-02F』と『HW-01F』はフィリピンの『SMART』でLTE利用可能だった | shimajiro@mobiler

ちなみに、EMOBILEから販売されているGL06P以前の端末もSIMフリーであり、なおかつLTEのBand 3に対応しているものの、EMOBILEから販売されている端末については『海外ではLTEで通信ができない』仕様となっているので、こちらも注意が必要。

一方で、SIMフリーのモバイルWi-Fiルータとして販売されている端末については、問題無くLTEでの通信が可能だったので、モバイルWi-Fiルータを利用予定の方は、SIMフリー版を購入するか、あるいは現地でプリペイドSIMとセットになっているモバイルWi-Fiルータの購入をお勧め。
関連エントリ:プリペイドSIMとセットになったOptusのモバイルWi-Fiルータを購入!TD-LTEにも対応 | shimajiro@mobiler

■SIMフリーのモバイルWi-Fiルータ E5776でOptusのLTEを利用
SIMフリーのE5776でOptusのLTEへの接続を確認

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