訪日外国人向けプリペイドSIM『PAYG SIM』のアクティベーション方法と課題

音声通話も使える訪日外国人向けプリペイドSIMカード『PAYG SIM』が日本通信から販売開始されているので購入&アクティベーションをしてみた。

■購入情報
購入商品:PAYG SIM micro – English版
購入店舗:ヨドバシカメラ 新宿西口店
購入価格:9,980円(税込) 10%ポイント還元

新宿西口ヨドバシカメラで購入:展示されてないので少々面倒

■新宿西口のヨドバシカメラでPAYG SIMを購入
新宿西口のヨドバシカメラで購入

PAYG SIMの販売場所は、SIMカード売り場かと思って探してみたけれど、新宿西口のヨドバシカメラのSIMカード売り場には商品が陳列されていなかったので、インフォーメーションカウンターで確認してもらうと、商品在庫はあるものの店内に展示はされていないとのこと。(Webサイトにもそう記載されていた)

■店頭在庫はあるものの展示はなし
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店内のインフォメーションカウンターのスタッフ経由で、売り場担当のスタッフに確認してもらった上で、商品そのものはレジの裏側に置いてあり購入することができた。そんなわけで、ヨドバシカメラの店頭で購入は可能だけれど展示がされていないので、購入ハードルは案外高いなというのが率直な印象。

アクティベーション:インターネット接続環境が必要

無事にPAYG SIMを購入できたので続けてアクティベーションを行う。

アクティベーションにはインターネット接続環境が必要となるため、プリペイドSIMカード以外にホテルのWi-Fiや空港のWi-Fiなど、何らかの方法でインターネットに接続可能な環境で行う必要がある。

通信手段であるプリペイドSIMカードのアクティベーションをインターネット接続して行う必要がある。というのは外国人にとってはそれなりにハードルが高いので、この点はアクティベーションサイトへの接続だけは、プリペイドSIM経由で行えるように改善されれば…と思う。

ちなみに、同様の方法でのアクティベーションは韓国を訪れる外国人向けのSIMカード『EG SIM』でも同様で、こちらもインターネット接続可能な環境からアクティベーションを行う必要がある。

韓国で購入可能な『EG SIM』のアクティベーション方法については以下エントリにて。
韓国で購入可能なプリペイドSIM『EG SIM』のアクティベーション方法と注意点まとめ | shimajiro@mobiler

アクティベーション:サイト表記は日本語だった

PAYG SIMのアクティベーションは以下のURLより行う。

PAYG SIMのアクティベーション手順は以下。

1.SIMカードの情報(電話番号&SIMカード番号)を入力する
2.利用者情報(パスポート氏名&パスポート番号など)を入力する
3.パスポート画像をアップロードする
4.利用開始手続が行われるのを待つ
5.利用開始手続完了のEメールを受信する
6.入国証明画像(入国スタンプなど)をアップロードする

■SIMカードの情報を入力
SIMカード情報入力 PAYG SIM

より必要事項を入力して行う。

上記画面で入力する情報は以下。

・電話番号 (090/080/070から始まる11桁の数字)
・USIM No(DN/AX/GDから始まる13桁の番号)

このサイトを見て驚いたのは、表記が日本語であり英語や中国語での表記が無い事。システム言語やブラウザ言語を英語に設定した上でも同様だった。その上、海外(オーストラリア)に居る知人に上記のWebサイトを確認してもらったところ、Webページが英語で表示されたとのことなので、おそらくIPアドレスによって表示する言語を変更しているものと思う。
⇒この場合、日本に入国してから購入&アクティベーションする場合は外国人にとってかなりハードルが高くなると思うのだけれど、基本的には『入国する前に購入&アクティベーションしてから日本に入国する』という流れを想定しているのかも。


2014.8.25 追記
コメントによると、登録サイトの言語についてはシステムの言語によって変更されるとのこと。

確認した環境は、Mac OSのOS言語設定を英語に設定してChromeで確認を行ったけれども日本語で表示された。ただし、本来であればIPアドレスではなく利用言語によってWebサイトの言語が変更されるとのこと。


電話番号とUSIM Noを入力したら、利用規約&注意事項を確認する。

■利用規約・注意事項が表示される
注意事項 PAYG SIM

続いて、ユーザ情報を入力する。入力が必要な情報は以下。

・パスポート氏名
・パスポート番号
・青年月日
・国籍
・Eメールアドレス
・利用開始日

利用開始日を選択することが可能なのは、実際に利用開始する前にアクティベーションを事前に行うことが可能になっているためで、現在は日本国内でのみ販売されているPAYG SIMだけれど、将来的には海外での販売を視野に入れたサービス設計になっているのかも。(利用開始日は登録日から1週間後まで指定可能)

■ユーザ情報を入力する
利用開始手続き 入力画面 PAYG SIM

ユーザ情報の入力に続いて、パスポート画像をアップロードする。

■パスポート画像をアップロードする
利用開始手続き 画像アップロード PAYG SIM

パスポート情報をアップロードしてから、
画面下部にある『次へ』のリンクをクリックして登録を行う。

■利用開始手続が完了(審査待ちの状態となる)
利用開始手続き受付完了 PAYG SIM

開通審査は5分ほどで完了し、入力したメールアドレス宛に開通手続完了のお知らせが届いていた。

■メール件名
【重要なお知らせ】PAYG SIM (MicroSIM) English 開通手続き完了のお知らせ

■メール内容
重要なお知らせ PAYG SIM MicroSIM English 開通手続き完了のお知らせ

メールタイトルは、日本語となっているけれど、これはアクティベーションを行った場所が海外だと英語などになるのか?は不明。

この時点でサービスは利用できるようになり、音声通話&データ通信が利用可能となるものの、24時間以内に入国証明画像(入国スタンプなど)をアップロードする必要がある。

■入国証明画像をアップロードする
入国証明画像のアップロードは以下URLより行う。
電話番号&SIMカードの番号が必要になる点に注意。

■入国証明画像をアップロード
ステータス画面 PAYG SIM

■入国スタンプなどをアップロードする
入国証明画像アップロード PAYG SIM

日本パスポートを保有している場合は『帰国』のスタンプで問題が無い模様。出入国自動化ゲートを利用している場合はスタンプが押されないので、そのあたりは注意した方が良さそう。(出入国自動化ゲートで入国しても、入国審査官に申し出すればスタンプをもらうことは可能)
※とりあえず直近の『帰国』スタンプをアップロードしてみた。

■利用開始手続完了
利用開始手続き完了 PAYG SIM

利用開始までの流れは以上。

前半部分(利用者情報の登録)までと、後半部分(入国証明画像の送信)がわけられているのは、日本入国前にSIMを購入&アクティベーションした上で、日本に入国してから入国証明書類をアップロードする。という流れを想定しているからと思う。

加えて、SIMカードのパッケージに販売価格が書かれていないのも、販売するルートやエリアによって価格を変更したり、時期によって価格を変更する可能性があるのかなと予想。日本国内向けの9,980円(税込)はあくまでも国内向けの価格であって、海外ではより安価な価格で流通するのでは…と思う。(そうじゃないと売れないかなーと。)

訪日外国人向けのSIMカード販売はまだまだ課題も多いけれど、ひとまず音声通話対応のプリペイドSIMカードが登場したことは歓迎したいなと。

コメント

  1. b-mobile公式 より:

    記事の掲載、誠にありがとうございます! 参考にさせていただきます。 なお、申込ページ等の言語表記はIPアドレスでは判断しておらず、システムの言語設定を取得し、表示を変えています。日本に来ていただいた後でも、英語、中国語が表示されるようにしていますので、ご安心ください。