台灣大哥大の4G LTE対応プリペイドSIMカードの料金プランまとめ

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台湾の通信事業者『台灣大哥大』(以下、台湾モバイル)は9月1日より4G LTEに対応するプリペイドSIMを提供開始。台湾で4G LTEに対応するプリペイドSIMカードの提供は台湾モバイルが初となる。

サービスが提供開始されたことで、料金プランなどの詳細がWebサイトにて確認できるようになった他、現地に滞在中の方が購入したレポートも既に公開されているので、まとめてご紹介。

台湾モバイルのプリペイドSIMカードの料金&プラン内容は以下。

■SIMカードは300/500台湾ドルの2種類
(1)300台湾ドル (約1,050円)
音声通話:100台湾ドル
データ通信量:1.2GB
有効期間:30日間
※上記以外に、台湾モバイル宛の通話は2,000台湾ドル分利用可能

(2)500台湾ドル (約1,750円)
音声通話:195台湾ドル
データ通信量:2.2GB
有効期限:30日間
※上記以外に、台湾モバイル宛の通話は3,000台湾ドル分利用可能

プリペイドSIMカード向けの4G LTE対応プランは上記の2つになるので、利用するデータ通信量などに合わせて必要なプランを選べばok。

台湾のプリペイドSIMで使えるインターネット接続サービスは、3Gでは容量無制限で提供されていたものの、4G LTE対応プリペイドSIMについては利用可能な容量に制限がある。よって、通信速度にはこだわらないけれど、容量の心配はしたくない。という方は敢えて4G LTE非対応のプリペイドSIMカードを購入するのもあり。

その他、音声通話の料金などに関する詳細は台湾モバイルのWebサイトに掲載されている。
台灣大哥大 – 4G預付卡 – 預付卡產品

上記の4G LTE対応のプリペイドSIMカード以外に、インターネット接続用のパッケージも提供される。

こちらは滞在期間が長期間になる場合や、プリペイドSIMに含まれる初期の通信量ではデータ通信量が足りない場合に利用することになる。
※短期間の滞在であれば、基本的には気にする必要は無いと思う。

台湾モバイルの4G LTE対応データ通信パッケージについては以下。

台灣大哥大 – 計量型 – 預付卡行動上網
台灣大哥大の4G LTE対応データ通信パッケージ

■4G LTE対応のデータ通信パッケージは3種類
180台湾ドル:データ通信量 1.2GB/有効期間30日間
300台湾ドル:データ通信量 2.2GB/有効期間30日間
699台湾ドル:データ通信量 5GB/有効期間90日間
1,000台湾ドル:データ通信料 8GB/有効期間180日間

4G LTE対応のプリペイドSIMカードは、台湾モバイルの取扱い店にて新規に購入する必要があり、既に台湾モバイルのプリペイドSIMカードを持っている場合、3Gと同一の電話番号をそのまま使うことも可能となっているものの、SIMカードの交換手続が必要になる点は注意。

■4G LTEの周波数は注意が必要
台湾モバイルの4G LTE対応プリペイドSIMを利用する上で注意すべきポイントとしては、台湾モバイルが4G LTEサービスを提供する周波数が700MHz帯(Band 28)および1800MHz帯(Band 3)となっており、現時点では700MHz帯をメインで4G LTEサービスを提供しているため、700MHz帯に非対応の端末では4G LTE対応のメリットが薄れてしまう点。

700MHz帯(Band 28)に対応するスマートフォンは、現時点で日本国内向けの端末で対応している機種が少ないので、台湾モバイルの4G LTE対応プリペイドSIMを使ってLTEサービスを使いたい。という場合は台湾モバイルのショップにて4G LTE対応のモバイルWi-Fiルータやスマートフォンを購入するのが無難で、ややハードルが高くなってしまう。
※購入そのものはカンタンではあるものの、購入に係る費用や手間を考えると、短期間の旅行では購入しづらい。という意味で。

筆者が購入した台湾モバイルのモバイルWi-Fiルータに関する紹介は以下エントリにて。
台湾モバイルのLTEに対応するモバイルWi-Fiルータ『MF910』を購入 | shimajiro@mobiler

日本滞在中でも比較的入手がし易くなっているのはASUSのZenFone 5のLTE対応モデルで、SIMフリーのスマートフォンなどを販売するExpansys(エクスパンシス)にて、約20,000円から購入可能。

ExpansysでのZenFone販売ページは以下より。
ASUS ZenFone 5(A500KL)の検索結果 – Expansys

現地で端末を購入するのが面倒。という方は、事前にExpansysなどで購入しておくのも良いかも。

台湾モバイルの4G LTE対応プリペイドSIMカードの提供は9月1日より開始されたばかりだけれど、既に日本語での購入レポートがS-MAXにて公開されているので、4G LTE対応のプリペイドSIMを購入する際は事前に読んでおくことをオススメ。

台湾大哥大、台湾初となる4GプリペイドSIMカードを発売!さっそく買って台湾大哥大の4G LTEを試す【レポート】 – S-MAX

今回、ちょうど台湾に滞在していたため、さっそく台湾大哥大の販売店である「myfoneショップ」に開店前から並んで、4G預付卡を一番乗りで購入したのでレポートをお伝えする。

なお、残念ながら、9月1日時点では桃園空港にある台湾モバイルのカウンターでは4G LTE対応のSIMカードの販売がされていないとのことで、4G LTE対応のプリペイドSIMカードは街中の台湾モバイルのショップにて購入する必要があり、空港でのSIMカード購入と比べるとややハードルは高い。


2015.8.21 追記

その後、台湾モバイルの4G LTE無制限SIMカードが桃園空港でも購入可能に。詳細に関しては以下エントリにて。

桃園空港で台湾モバイルの4G LTE無制限プリペイドSIMが購入可能に – 3日間300台湾ドルなど | shimajiro@mobiler


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