mineo、iOS8でデータ通信が利用できない問題はβ版の段階で把握、最低利用期間内の違約金免除は無し

KDDIのネットワークを借りてサービスを提供する『mineo』に関するインタビューがITmediaにて公開。iOS 8でmineoサービスが利用できない問題についてはiOS 8のβ版の時点で動作しない点を認識していたことをインタビューにて明らかにしている。

mineoサービスへのインタビューについては以下より。

MVNOに聞く:KDDI回線を選んだ理由、端末へのこだわり、そして“iOS 8問題”――「mineo」の狙いと反響 (2/2) – ITmedia Mobile

津田氏 β版のときから検証はしていて、動かないのは分かっていました。また、KDDIさんとも、何かおかしいという話もしていました。ただ、端末側の問題が大きく、「どうにかしてくれ」と言っても、なかなか難しいところがあります。(問題が発覚してから発売された)iPhone 6、6 Plusで使えないのは致し方ないところですが、iPhone 5sや5cでmineoを使っていたお客さんがアップデートしたら使えなくなってしまうというのは、大変申し訳ないと思っています。

iOS 8でmineoサービスが利用できない現象については、iOS 8の提供が開始された9月18日の時点でケイ・オプティコムからその旨お知らせが掲載された。

mineoは、利用開始翌月から12カ月間を『最低利用期間』としており、期間中に解約を行った場合は税込10,260円の『解約精算金』の支払が発生するものの、iOS 8でデータ通信が利用できないことを理由とした解約金の免除対応については行っていないことが、実際に解約手続を行った方のBlogにて報告されている。

ポイントは2点。

iOS 8利用不可が解約理由であっても解約精算金が必要
不公平にならないように解約精算金を免除した人はひとりもいない。

『最新版のOSをインストールすると、データ通信が一切利用できなくなる』というのは、Apple製品をMVNO回線で使った際のトラブルとしては過去最も大きなトラブルと言えるので、ユーザ側としてもケイ・オプティコム側としてもこの事態を予見することは難しかったように思う。

今回の問題は、通信サービスと端末のサポートが別々となった際に生じる可能性のあるユーザの不利益が『データ通信が一切利用できない』という、致命的な形で現れた事例とも言えるので、総務省主体で進められた『SIMロック解除義務化』のあとに、同種の問題が再発する可能性はありそうなのは心配なところ。