11月6日(木)より、福岡市営地下鉄の福岡空港駅がWiMAX 2+エリア化されたので、屋内に設置されているWiMAX 2+対応基地局の確認&スピードテストを行ってみた。
福岡空港駅で発見したWiMAX 2+対応の基地局は以下。
■WiMAX 2+対応基地局
WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータ『NAD11』を使ってスピードテストを行ってみたところ、最速の結果では下り通信速度が60Mbpsを超える結果となり、室内でしっかりとWiMAX 2+がエリア化されている恩恵が確認できた。
■下り通信速度は60Mbps超えも
福岡空港駅のWiMAX 2+対応基地局は、改札付近のほか、ホームの両端にそれぞれ1つずつ設置されているのが確認できた。
■ホームに設置されたWiMAX 2+対応基地局
写真を見てわかる通り、WiMAX 2+対応の基地局の外観は、改札に設置されたものとホームに設置されたもので同一となっていた。なお、初代WiMAXサービスの基地局はホームに設置されるものと、改札に設置されるもので別の形状をしていたほか、WiMAX基地局もそのまま設置されていた。(稼働しているのかは不明、恐らく2+対応基地局とは別に稼働しているものと思う)
■初代WiMAX対応基地局(ホーム両端に設置されていたもの)
WiMAX 2+の地下鉄トンネルのエリア化は、初代WiMAXと同様に『駅の両端に基地局を設置してトンネル間をエリア化する』という方式のものなので、駅と駅の間については電波が悪くなり、実際に福岡空港駅から東比恵の間ではWiMAXサービスが圏外となってしまったほか、福岡空港についてはターミナル間のWiMAX 2+対応エリアは一部のみに限られている模様。
そんなわけで、今後のWiMAX 2+の地下鉄エリア拡大に期待したいところ。
UQコミュニケーションズのプレスリリースは以下より。
福岡市地下鉄におけるWiMAX 2+サービスの提供開始について