ぷららの定額無制限プランとWiMAX 2+を使い比べて感じたこと

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NTTぷららより提供されている『定額無制限プラン』と、WiMAX(現在はWiMAX 2+)系のサービスを比較してみて感じることのまとめ。

ぷららモバイルの『定額無制限プラン』は、通信速度が上下最大で3Mbpsに制限されているので、短時間に大量の通信量が必要となるような使い方には向かないけれど、エリアの広いドコモのネットワークに接続できることで、通信が利用できるエリアがWiMAXよりも広いのと、車や電車などで移動中でも『速度が安定している』というのが大きなメリットで、特に『移動しながら使う』という使い方をすると、WiMAXと比べて非常に速度が安定していてストレス無く使える。というのが最近感じていること。

■ぷららモバイル『定額無制限プラン』をL-02Fで使う
ぷららモバイル『定額無制限プラン』をL-02Fで使う

WiMAX 2+も、エリアが広がっていることは都内を中心に生活していると実感することができるし、都心ではそれなりにエリアが充実しているのも事実ではあるけれど、都内でも地下鉄で移動中や地下街などなどはWiMAXの『穴』となるスポットはそれなりに残っているので『どこでも安心して使える』回線であるとは言い難い。

■那覇空港 LCCターミナルではWiMAXが圏外だった
那覇空港 LCCターミナルではWiMAXが圏外に

加えて、都心ほど基地局が細かく(高密度で)設置されていない郊外エリアや地方都市では、ネットワーク的にはWiMAX対応エリア内ではあっても、電車や車で移動中は電波が弱くなることで通信速度が安定せず、『圏外にはならないけど、通信速度が安定しない』という状態になることが多かった。

この点については『WiMAXおよびWiMAX 2+が高速移動中の利用に弱い』というよりも、基地局の密度による影響が大きいと考えていて、例えば新幹線で移動中であっても、エリアが充実している区間であればWiMAX 2+での通信を途切れずに行うことは可能だった。
※東海道新幹線移動中にWiMAX 2+が快適に使えた。という意味では無く、場所によってはそれなりの通信速度で使えた。という意味。

■東海道新幹線『こだま』で移動中にWiMAX 2+が使えた
新幹線で移動中でもWiMAX 2+が使えた
写真は新横浜 〜 小田原を移動中に撮影。

ぷららモバイルの『定額無制限プラン』との比較で、WiMAXが圧倒的に有利なのは通信速度が高速な点(WiMAX 2+で下り最大110Mbps)で、通信環境が良い状態で利用すれば、固定回線で使っているのとあまり変わらない速度でデータ通信が制限を気にせずに利用できるのは、WiMAXならではのメリット。

■電波状況が安定していればWiMAX回線は快適
電波状況が安定していればWiMAX回線は快適

WiMAXの電波状態が良好であれば、外出先だけでなく旅行や出張先のホテルの固定回線代わりに使ってもストレス無く使えるので、通信環境が良好であればWiMAX回線が快適であるのは言うまでも無いけれど、クルマや電車で移動中しながら使うケースについて言えば、ぷららモバイルの定額無制限プランの通信の『安定性』が、WiMAXの通信速度の『高速性』を上回り、トータルで考えるとよほどの高速通信が必要にならない限り、ぷららモバイルの定額無制限プランの方がストレスが少ないように感じる。

ぷららモバイルLTEの『定額無制限プラン』は通信速度が上下最大3Mbpsに制限されているため、移動中であっても電波状況の善し悪しが通信速度に影響することは少なく、通信速度に影響する要因としては混雑している時間帯や場所かどうか。という要素の影響が大きい。よって、仮に通信速度が低下するとしても『通信速度が低下する環境』かどうどうかは、ある程度予想をつけることができるので『予想外に通信速度が低かった』というケースがあまり無い。

とは言え、ぷららモバイルLTEのサービスに限らず、設備側に余裕が無くなれば通信速度が低下することは避けられないので、通信速度が安定するかどうかは通信速度の制限だけでなく、ユーザ数やトラフィックの増加に応じて、適宜設備増強が必要となるのは言うまでも無く、この点は通信容量無制限系のサービスを提供する各社の品質維持に期待したい。

ぷららモバイルLTE『定額無制限プラン』は以下より。
ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン|ぷらら