UQ、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション「全国エリア化」を10月末に延期 – 一部エリアで対応が遅れる

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UQコミュニケーションズは、9月末までに「全国エリア化」を予定していたWiMAX 2+のキャリアアグリゲーションを10月末に延期することを発表。延期理由は一部エリアの工事遅延によるものとしており、9月末時点で具体的にどの程度がキャリアアグリゲーション対応エリア化されるのかは不明。

UQコミュニケーションズのプレスリリースは以下より。

WiMAX 2+周波数帯の拡張完了予定時期の変更について | UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+

UQコミュニケーションズ株式会社は、WiMAX 2+の周波数帯を2倍に拡張し、キャリアアグリゲーションによる下り最大220Mbpsの全国エリア化※を本年9月末完了予定で進めてまいりましたが、一部エリアの工事遅延により、完了は10月末予定となりましたので、お知らせします。

WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション対応エリアの拡大は、かねてより「9月末に全国エリア化」されることが発表されていたものの、東京都心などでは8月時点で対応エリアがゼロとなっており、当初予定の9月末の全国エリア化が難しいかも…。と思っていたところ、8月10日付のプレスリリースにて「9月末に全国エリア化」することが改めて発表された。

WiMAX 2+のCA対応エリアを9月末までに全国エリア化することを発表したプレスリリースについては以下エントリにて。
UQ、9月末迄にWiMAX 2+のCA対応エリアを「全国エリア化」することを再表明 – 首都圏エリアもCA対応へ | shimajiro@mobiler

WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション対応エリアにおいては、初代WiMAXサービスの通信速度が下り最大
40Mbps → 10Mbpsへと低速化するため、UQコミュニケーションズでは初代WiMAXサービス契約者向けに「ギガヤバ移住計画」とする乗り換えキャンペーンを展開。

同キャンペーンによって、WiMAXサービスの契約解除料/契約事務手数料/WiMAX 2+対応機種の端末代などが0円となる上に、月額料金が二年間の間3,696円のままで使えるなど、初代WiMAXユーザが金銭的な負担なくWiMAX 2+に乗り換えできるようになる。当初、キャンペーンの期限は9月末までに設定されていたけれど、大きく内容の変更が無いまま12月末まで延長されることが発表された。(10月以降、契約事務手数料3,000円が発生する)

UQコミュニケーションズは、2015年5月下旬より実施した通信速度制限を7月14日より緩和。(非公開ながら)規制時の通信速度を1Mbps → 6Mbpsへと制限緩和したほか、閾値となる「3日間3GB」の速度制限を「より利便性の高い運用方法」へと変更することを発表しているものの、その後具体的な動きは特にない。
関連エントリ:WiMAX 2+「直近3日間で3GB」の速度制限を上限6Mbps程度に緩和 – 速度制限時でもかなり実用的に | shimajiro@mobiler

なお、HWD14/HWD15/NAD11など、WiMAX 2+対応のキャリアアグリゲーション非対応端末を利用中の場合、キャリアアグリゲーション対応機種である「W01」にSIMカードを入れ替えて利用すると、キャリアアグリゲーションが利用可能となるので、キャリアアグリゲーションが全国エリア化された頃にはW01が本領を発揮することが期待できるかも。

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