新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」は、2020年12月15日に配信したバージョン1.2.1で、接触通知の対象となる範囲を変更(縮小)している。
これまでは、陽性登録を行った日から14日前まで遡って、陽性登録者との接触を通知していたところ、変更後は「陽性者が入力した発症日または検査日の2日前以降の接触」が通知対象となる。
「COCOA」バージョン1.2.1の配布については以下にて。
接触確認アプリ「COCOA」の修正版(「1.2.1」)の配布を開始しました|厚生労働省
■COCOAアプリでの陽性情報登録画面
2020年12月15日から、新型コロナウイルスに陽性と判定されCOCOAアプリから陽性情報を登録した場合に、接触通知が行われる対象範囲が以下のように変更されている。
■COCOAアプリ、接触通知の範囲変更(バージョン1.2.1)
変更前:陽性登録から遡って14日間の間に接触したCOCOA利用者
変更後:陽性者が入力した発症日または検査日の約2日前以降に接触したCOCOA利用者
変更内容を抜粋すると以下。
これまでは陽性登録から遡って14日間の接触の可能性について通知していましたが、アップデートにより、陽性となった利用者が入力した発症日又は検査日の約2日前以降に接触の可能性のある利用者に通知するようになります。
変更理由は「保健所による積極的疫学調査との整合性を図る観点から」とされている。
COCOAアプリのダウンロードは以下にて。
Android版(Google Playから配信)のダウンロードは以下にて。
新型コロナウイルス接触確認アプリ (日本厚生労働省公式) – プレビュー版 – Google Play のアプリ
iOS版(App Storeから配信)のダウンロードは以下にて。