UQコミュニケーションズおよびKDDIは、2023年6月1日より5G対応の「WiMAX +5G」のモバイルWi-Fiルーターを対象とした料金プランで、プラチナバンド帯も利用可能となる「プラスエリアモード」設定時に使える高速データ通信量を月間15GB→30GBに増量した。(単純計算で1日1GB相当)
■対象料金プラン
ギガ放題プラス モバイルルータープラン
ギガ放題プラスS
プラスエリアモードの料金は、同モードを使用した月のみ発生する。料金は月額1,100円。通信量の倍増(15GB→30GB)後もオプション料金は据え置き。料金据え置きのまま使える通信量が倍増しているのでユーザーとしては嬉しい変更と言える。
6月からプラスエリアモードで使える通信量が倍増されたので、お試しがてらプラスエリアモードでもあまり遠慮なくデータ通信を使ってみたら、月末を待たずにプラスエリアモードの通信量が15GBを超えた。従来ならば、この時点で月末まで通信速度が128kbpsに制限されるところ、発表されている仕様通り、速度制限がかからなくなっていた。プラスエリアモードの容量増加は、5G SAに対応する機種やプランだけでなく、SA非対応の機種・プランを使っている場合でも適用される。
■プラスエリアモードの通信量が15GBを超えても速度制限がかからず
このほか、UQコミュニケーションズ(およびKDDI)のWiMAX +5Gサービスは、2022年2月より「直近3日間で15GB」を超えた際に課していた一律の速度制限を撤廃し、「一定期間内に大量のデータ通信があった場合」に限り、「混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。」に緩和している。
WiMAX +5Gサービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について|UQ WiMAX(ルーター)【公式】
速度制限について
より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。<お知らせ>
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
2022年2月の制限緩和によって、例えば3日間で100GBぐらいの通信をスタンダードモードで行っても、それだけを理由に一律の速度制限は課せられないため、通信品質に問題が無ければ以前よりも快適にサービスを利用できる。