Blogのエントリ内容がまるごとコピーされているのを発見したので、著作権侵害の申し立てをしてみた。
■盗用されたコンテンツ
■オリジナルのコンテンツ
自分のBlogのコンテンツが、一言一句変更されることなく、画像ファイルなどもそのままで盗用されていることが確認できた。
ただし、よーくみると画像にかけてあるリンクが画像の前のテキストまでとなっていたり、フッタ部分に一言コメントが追加されていたりと、何らかの形で『手を動かして』編集はしている模様で、少なくとも日本語の理解できる人間がコンテンツを確認した上で、手動でコピーを行っているものと思われる。
サイトを運営しているドメインを調べると、ドメイン登録がされたのは10月9日のAMとなっており、その後すぐにコンテンツの盗用が開始されているので、恐らく初めから盗用したコンテンツを集めてサイトを立ち上げる公算と思われる。
掲載されているドメインの登録日時などをwhoisで調べた結果は以下。
■whoisでの検索結果
Created On: 2013-10-09 08:12:37.0
Last Updated On: 2013-10-09 17:32:33.0
Expiration Date: 2014-10-09 08:12:36.0
コンテンツが盗用されたことで有名なのは『Webクリエイターボックス』さんの例で、このときは画像をコピー元のサイトに直リンクしている、かなり『手を抜いた』コピーとなっていたけれど、自分のケースでは画像はコピー先のサーバに保存された状態(ファイル名などはそのまま)になっていたので、この辺りの経緯を調べた上での対応なのかも。
『Webクリエイターボックス』さんのコピー事件については以下エントリにて。
無断転載パクリブログ事件のまとめ | Webクリエイターボックス
よくよく調べてみると、コピーを確認したサイト上には、自分以外にもコンテンツを盗用されている方がおられるようで、nanapiのコンテンツも盗用されていることが確認できた。
オリジナルはnanapiの以下の記事。
学生カップル向け!東京都内のおすすめデートスポット10選 | nanapi [ナナピ]
■オリジナルのnanapiの記事
続いて盗用しているコンテンツ。
■盗用コンテンツ1(オリジナルはnanapi)
■盗用コンテンツ2(オリジナルはnanapi)
オリジナルのnanapiでは『デートスポット10選』としているけれど、コピーでは『7選』と、スポットの数を減らしていたり、スポットの順番を入れ替えていたり、スポットによっては本文を若干変更していたりと、割と手間をかけているような、手抜きのような。
そんなわけで、対応としてはひとまずGoogleのインデックスに登録されないように、著作権侵害申し立てのフォームから連絡を実施。
Googleの著作権侵害申し立てフォームは以下より。
ウェブマスター ツール
ただ、現在はまだサイトが準備中なのか、それとも検索エンジンからの流入は狙っておらず、SNSからの流入のみを狙っているのか、検索エンジンからのアクセスについてはrobot.txtを使って拒否されている状態で、Googleにもインデックスはされていない状態だったので、あまり意味はなかったかも。
続いて、こちらも効果があるのかは不明だけれど、ドメイン名の登録あるいはサーバのホスティングに使われているGMOインターネットの公開連絡先に対して、著作権侵害が行われている旨を連絡してみた。
whoisを使っての検索は以下より。
CyberSyndrome : Whois – ドメイン調査ツール
ひとまず現時点で思いつく手は打ってみたけれど、何か進展があったらまたエントリにまとめる予定。