台湾の4G通信サービス用の免許オークションの入札結果が発表され、6社が免許を獲得している。
台湾の4G LTEサービスの免許オークションの結果はマイナビニュースにて詳細が掲載されている。
海外モバイルトピックス (76) 台湾のLTE免許が6社に確定、競争激化で再編も | マイナビニュース
・中華電信(Chungwa Mobile)
・遠伝電信(FarEastone)
・台湾大哥大(Taiwan Mobile)
・亜太電信(Asia Pacific Telecom)
の既存の通信事業者4社のほか、iPhoneの製造を行っているフォックスコン(Foxconn)はグループ会社の『國碁電子』(Ambit Microsystems)を、流通大手の『頂新グループ』は『台湾之星』を通じて、それぞれオークションに参加して4G LTEの免許獲得に成功している。
今回提供された台湾の4Gの周波数は以下の3つ。
今回提供された4G周波数はFDD方式のLTEに対応する。周波数は700MHz(Band 28)900MHz(Band B8)、1800MHz(Band 3)の3つの帯域となる。
今回台湾で落札された周波数は、日本国内でも使用中あるいは今後使用予定のものとなっている。
700MHz(Band 28) – 2015年以降、ドコモ、KDDI、イー・モバイルが使用予定
900Mhz(Band 8) – ソフトバンクモバイルが2014年4月以降使用予定
1,800MHz(Band 3) – ドコモ、イー・モバイルが使用中
日本国内でドコモおよびソフトバンクのメインバンドとして使われている2,100MHz帯がLTEでは使われないのは少々残念ではあるけれど、台湾で使われるLTEの周波数は日本国内でも使われている(あるいは使用予定)のものとなっているため、日本で販売される端末をSIMロック解除して台湾で使う場合に、対応周波数の違いによって使えない。ということは多く無さそう。
台湾は旅行者でもカンタンにプリペイドSIMが買える国の一つであり、3Gの通信速度が非常に快適なので、台湾滞在中は基本的にホテルの固定回線などをあまり使わずに、モバイル回線を固定回線代わりに使っても特に不満を感じることがない。
台湾でのLTEサービスの提供開始後、すぐにプリペイドでLTEが利用可能になるかは不明(恐らくすぐには難しそう)だけれど、サービスが提供開始されたら是非使ってみたいなと(^ ^)
直近の台湾旅行で購入したプリペイドSIMの情報は以下エントリにまとめているのでご紹介まで。
台湾で購入したプリペイドSIMカードのまとめ | shimajiro@mobiler
■台湾のプリペイドSIMなど
台北は成田&関空の両方からLCCが就航しているので、非常に安く移動することが可能になっているのも嬉しいところ(^ ^)