SIMフリーのiPhone 5sと、フィリピンの通信事業者『SMART』の提供するプリペイドSIM(LTE対応)を使って、LTE接続に成功した。
■フィリピンの通信事業者 SMARTのLTEに接続されたiPhone 5s(SIMフリー版)
本来であれば、SIMフリーのiPhone 5sと、LTEサービスに対応するSMARTのプリペイドSIM(nanoSIM)の組み合わせで、難なくLTEに繋がるものと思われるけれど、SIMフリーのiPhone 5sをSMARTのLTEに繋げるにあたって非常に苦労したのは、原因は不明ながらもSIMフリーのiPhone 5sを工場出荷状態にリセットしなければ、SMARTのLTEに接続ができなかったこと。
工場出荷状態にリセットする前に、機内モードのON/OFFやネットワーク設定のリセットなど、思いつく限りは既に試していたけれど、それだけではLTEに繋がらず、最終的にダメモトで工場出荷状態にリセットをしたら、LTE接続に成功した。
⇒というのも、最初は回線側の問題だと思い込んでいたのが、nanoSIMを別の端末に挿して確認したところ、別の端末ではLTEに接続ができたので、何らかiPhone 5s側の問題であることがわかったため。
とは言え、基本的には『工場出荷状態にリセットしないとLTEに繋がらない』という仕様であるハズは無く、なぜ今回は工場出荷状態にリセットする必要があったのかは謎。
※リセット後に既存のiPhoneからのバックアップで復元するとLTE接続できず、新規のiPhoneとしてセットアップするとLTEが利用可能だった。
■使用したSMARTのnanoSIM(LTE対応)
SMARTのLTE対応のnanoSIMは、レギュラーサイズ/microサイズに対応したもの(PHP 40)よりも若干高く、PHP 100(約250円)で販売されている。(初期残高はPHP 50)
他のスマートフォンやデータ通信端末と同様に、チャージを済ませた状態のプリペイドSIMから『LTE 50』など、登録するプランに合わせた内容を『2200』宛にSMS送信することでLTEプランに登録が可能。
LTEプランへの登録方法などの詳細については以下エントリにて紹介しているので、詳しくは以下エントリをご参照まで。
セブ島でSMARTのLTE対応のプリペイドSIMカードを入手!LTEプランへの登録&APN設定方法のまとめ | shimajiro@mobiler
LTEのプラン登録を済ませた状態であれば、APN設定などは不要で通信が可能になるのはカンタン。
[APN設定]
APN:smartlte
ユーザ名:なし
パスワード:なし
※iPhoneでは自動的に設定されるので設定不要
Apple Online StoreでのiPhone 5sの販売は以下より。
iPhone 5s – ゴールド、シルバー、スペースグレイの新しいiPhone 5sを購入する – Apple Store (Japan)