JR東海は、東海道新幹線の開業50周年記念して、東海道新幹線『こだま』号の東京 〜 新大阪のグリーン席が9,500円になる『こだま☆楽旅IC早特』を発売することを発表している。
JR東海のプレスリリースは以下より。
ニュースリリース – JR東海 Central Japan Railway Company
JR東海では、東海道新幹線開業50周年を記念して、様々なかたちの「新幹線の旅」をご提供してまいります。その第2弾として、東海道新幹線沿線の魅力を「くつろぎの旅」を通じて再発見していただきたいという思いを込めて、記念商品をお届けします。
■対象者
JR東海の『エクスプレス予約』『プラスEX』会員
■対象期間
2014年6月17日 〜 2015年3月31日まで
※予約開始は2014年6月14日。
■主な区間の料金
東京・品川 ⇔ 静岡:5,930円 (通常 8,580円)
東京・品川 ⇔ 京都:9,370円 (通常 18,380円)
東京・品川 ⇔ 新大阪:9,500円 (通常 18,920円)
■備考
・対象期間中は季節・曜日に関わらず同一料金で販売される
・乗車の3日前までに予約が必要。発売は乗車日の1カ月前の10:00から
東京 〜 新大阪間の場合、『こだま』のグリーン席が通常料金の約半額で利用可能となるため、割引率が大きく、また設定期間も2015年3月末までと長期になっているので、東海道新幹線を利用する方には嬉しい割引と言えそう。
東京 〜 大阪間の移動には、新幹線や高速バス以外にLCCが就航しており、LCCを利用することもあるけれど、Peachおよびジェットスター・ジャパンが就航しているのが成田 〜 関空となっており、どちらも街の中心部からそれなりに離れており、空港 ⇔ 市街中心部の移動にコスト&時間がかかるのと、飛行中は基本的にインターネット接続ができない。というのがネックなので、その点新幹線での移動はメリットが大きい。
関連エントリ:Peachの関空 ⇔ 成田便と新幹線『ぷらっとこだま』の比較 | shimajiro@mobiler
LCCでの移動は市街中心部 ⇔ 空港までの移動がざっくりと1,000円/片道と、それぞれ片道60分程度発生するため、飛行時間の1時間25分や空港での待機時間を考えると、新幹線『こだま』での移動とあまり大きな差が無く、搭乗手続き(荷物検査など)にかかる手間を考えると、新幹線移動の方がまとまった作業時間を作りやすいので、基本的には新幹線の方が移動手段としては快適に思う。
なおかつ、今回の『こだま☆楽旅IC早特』で販売されるのはグリーン席が対象となっているので、LCCの狭い座席よりも快適に過ごせるであろうことは間違い無く、コストパフォーマンスはかなり高いように思える。
そんなわけで、機会があったら『こだま☆楽旅IC早特』を使って大阪方面へ旅行してみたいなと(^ ^)
『こだま☆楽旅IC早特』の料金詳細などは以下PDFにて。
東海道新幹線開業50周年記念商品第2弾 「こだま☆楽旅IC早特」で「くつろぎのこだま旅」を!(PDF)