エアアジアグループの『エアアジア・ゼスト』が羽田 ⇔ マニラの就航を申請

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フィリピンのLCC『ゼストエア』をエアアジアが買収し、『エアアジア・ゼスト』に名を変えたLCCが、羽田 ⇔ マニラ線の就航を申請したとのこと。

エアアジア・ゼストの羽田 ⇔ マニラ線の就航については以下にて(英語)

AirAsia Zest to fly to Haneda | Business, News, The Philippine Star | philstar.com

AirAsia Zest chief executive officer Alfredo Yao told reporters yesterday the airline plans to start flights to Haneda.

“We’ve already applied. We applied this month for flights to Haneda,” he said.

日本 ⇔ フィリピン間では、2013年9月に合意されたオープンスカイによって、2014年春より新規就航&増便が相次いでおり、LCCではセブ・パシフィック航空が、従来より就航している関空に続いて、成田&名古屋便を就航開始しているほか、フィリピン航空やANAも既存路線を増便するなど、日本 ⇔ フィリピンのアクセスが一気に改善している。

また、日本政府はフィリピン、タイ、インドネシアの3か国を対象に、ビザを免除する方針で検討を進めており、エアアジア・ゼストの羽田線就航についてはフィリピン向けのビザが免除される方針を歓迎した上での動きと予想される。

ビザ免除が検討されている3か国の中では、タイに設立されたLCC『タイ・エアアジアX』がバンコク ⇔ 成田線へ就航することがほぼ確実と思われ、近日中に詳細が発表される見込み。
関連エントリ:タイ・エアアジアX バンコク〜ソウル(仁川)就航を正式発表!成田&関空線に関する詳細は後日発表とコメント | shimajiro@mobiler

フィリピンに話を戻すと、首都圏 ⇔ マニラ間は、既にフィリピン最大手のLCCであるセブ・パシフィック航空が就航しているけれど、エアアジア・ゼストが羽田 ⇔ マニラに就航した場合、成田空港よりもより都心に近い空港として羽田空港を利用するエアアジア・ゼスト便が人気になる可能性も考えられる。

一方で、フィリピン航空は増便した羽田 ⇔ マニラ便を5月7日より減便することを発表しており、新規就航&増便によって供給過多になっている感は否めない。

フィリピン航空、ゴールデンウィーク後に羽田/マニラ線を減便 | FlyTeam ニュース

フィリピン航空は2014年5月7日から、羽田/マニラ線を減便します。この路線は3月30日の夏スケジュールにあわせ、フィリピン航空が1日2往復を就航しましたが、マニラ発で5月7日、羽田発では5月8日から1日1往復の運航となります。

ともあれ、LCCによって従来よりも気軽に移動ができるようになる都市が増えるのは歓迎なので、エアアジア・ゼストの動向には注目したいところ。