モバイルWi-Fiルータ『NAD11』とauの『GALAXY S5』(SCL23)を共にWiMAX 2+に接続した状態でスピードテストを実施してみた。試験用に使った端末はドコモのXperia Z2(SO-03F)。
■検証環境
[NAD11]
接続状況:WiMAX 2+に接続
契約回線:nifty WiMAXで契約した回線
その他:5GHz帯を有効/無効を切り替えて接続
[GALAXY S5]
接続状況:WiMAX 2+に接続
契約回線:au回線/LTE NET接続
■NAD11とauのGALAXY S5のテザリングでスピードテスト
普段はSpeedtest.netを利用することが多いけれど、どうも計測結果のブレが大きかったので『ドコモスピードテスト』(Google Play)を使ってスピードテストを実施。
■下り通信速度
下り通信速度は、
GALAXY S5 > NAD11(5GHz有効) > NAD11(5GHz無効)
の順となった。GALAXY S5のWi-Fiテザリングの速度が速かったのと、NAD11の5GHzを有効/無効に切り替えたことによる差も大きかった。
■上り通信速度
上り通信速度では下り通信速度ほどの差は現れず、計測中1度だけ、NAD11の5GHz無効の結果が悪かった(それ以外は8Mbps前後)以外には特に大きな差が無い。と言える。
そんなわけで、NAD11を屋内で利用する際は5GHz帯を有効にすることで通信速度が快適になることがある。というのと、通信速度そのものはGALAXY S5(SCL23)もかなり高速な結果となるので、通信量がそれほど大きく無いのであれば、通信量無制限のNAD11ではなく、GALAXY S5を使う。というのも悪くないのかなと。