日本向けに販売されているZenFone 5を使って、海外のプリペイドSIMでもLTE接続やテザリング利用をすることができた。
■香港の『PCCW』のプリペイドSIM(4G LTE対応)を使ってLTE接続を確認
ドコモの一部端末では対応していない、海外SIMでのテザリングについても問題無く利用が可能になっている上、APN設定についても自動的に設定が行われたため、余計な心配無く海外でもSIMフリーで使える。というのは嬉しいところ。
※APN設定については、自動で設定がされないキャリアもあるかも。
国内向けに販売されているZenFone 5は、もともとSIMフリー仕様で販売されているため上記の様な挙動は特に驚くようなことはないけれど、SIMカードを差し替えても端末が再起動せずに、SIMカードを入れ替えてすぐに端末が利用可能。というのも地味に嬉しい機能。(Android端末では、SIMカードの入れ替えは再起動を伴う機種が多い)
ZenFone 5は、国内では主にドコモのMVNOキャリアでの利用が想定されている商品になっているけれど、SIMフリーである点を活かして海外渡航時に現地キャリアのSIMカードを挿して使う。という使い方もカンタンにできるのは嬉しいところ。
ドコモ端末の場合、SIMロックの解除が有料(3,240円)であったり、APNを手動で設定する必要があったり、テザリングが利用できない機種が多かったりと『SIMロック解除可能』にはなっていても実際にはドコモ以外のSIMカードでの利用は少々手間がかかる問題があるけれど、予めSIMフリー端末として販売されているZenFone 5の場合、これらの問題に悩まされる可能性が低いので『はじめてのSIMフリー端末』としてもオススメできる。
ZenFone 5に限らず、予め『SIMフリー』で販売されている機種については基本的に同じような挙動になることが期待できるので、年末年始に海外への旅行などを計画されている方はSIMフリーのスマートフォンまたはモバイルWi-Fiルータなどを準備しておくと便利。
日本向けに販売されているZenFone 5はAmazonなどでも購入が可能。販売価格は16GBモデルで約29,000円(税込)
【国内正規品】ASUSTek ZenFone5 ( SIMフリー / Android4.4.2 / 5型ワイド / microSIM / 16GB / LTE / レッド ) A500KL-RD16
Asustek 2014-11-08 |