ANAのマイルを使い、スターアライアンスの特典航空券で台北発の東京往復 + 国内線4区間の旅程を22,000マイルと交換してみた。
■旅程内容：台北発の東京往復＆国内線の周遊旅程で22,000マイル
■旅程内容
区間1.台北 → 那覇
区間2.那覇 → 福岡
区間3.福岡 → 大阪(関空)
区間4.大阪(伊丹) → 東京(羽田)
区間5.東京(羽田) → 新千歳
区間6.東京(成田) → 台北
■費用など
航空券種別：スターアライアンス 特典航空券
必要マイル数：22,000マイル
支払費用：9,460円(燃油サーチャージ＆諸税)
スターアライアンスの特典航空券利用に関する内容は、ANAのWebサイトに記載されている。
概要│提携航空会社特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ
これまで、マイルを特典航空券と交換することはほとんど無かった(初めてかも)ので、特典航空券のルールなどなどを意識したことは無かったけれど、スターアライアンスの特典航空券は海外発の場合日本国内線が4区間まで追加できるという点が面白いと思ったので、特典航空券と交換してみた。
ただし、日本国内で24時間以上滞在することができる都市は1都市に限られているため、このパターンで旅程を組むと『飛行機の到着後24時間以内に次の都市へ移動』が必要となり、日本国内の各都市にゆっくりと滞在することはできない。
※ANAの国際線特典航空券とは適用条件が異なる。ここでは『提携航空会社の特典航空券』のみ解説。
特典航空券を予約するにあたって大変だったのは、国際線区間で空席を見つけるのが大変だった。ということ。希望していた日程で台北発の東京往復を予約しようとした場合、特典航空券(エコノミー)では全く空きがなかったので、仕方なく経由便を探すことに。
※これはスターアライアンスの特典航空券だけでなく、ANAの国際線特典航空券でも同様だった。
■希望の日程では空席がなかった
経由便は当初、海外の第3国(香港や中国など)を経由することを考えたけれど、このパターンでも特典航空券で予約可能な日程が限られていたため、今回は日程を優先してとりあえず日本までのチケットが入手できる路線を最優先に探してみた。
方法としては、スターアライアンスに加盟している航空会社で、台北 〜 日本の路線が多いのはエバー航空なので、エバー航空のWebサイトからルートマップを確認して、台北から日本線の路線をリストアップして『区間毎に検索』で空席があるかをチェック。
■エバー航空のルートマップ(東アジア地域)
ルートマップを確認しながら台北 → 日本の空席を検索してみたところ、希望の日程で日本へ移動することができる路線は、
1.台北 → 沖縄
2.台北 → 函館
の2路線が該当。
この区間は乗り継ぎなので、どちらを選んでもokだったけれど、その後の日本国内線の移動に都合が良かった沖縄経由を選択。
国内線の区間については『途中降機(24時間以上滞在)可能な都市が1都市まで』というルールさえ守れば、主要都市間のフライトは週末でも比較的予約がし易かったので、国内線については特に困ることはなかった。
日本国内の乗り継ぎに関するルールは以下。
日本国内線の乗り継ぎ
●ご利用いただけるのはANA便日本国内線のみとなります（IBEXエアラインズ便名はご利用いただけません）。
●ANA日本国内線から国際線を乗り継ぐ場合、あるいはその逆に乗り継ぐ場合は国内線を含んだ全旅程区間の必要なマイルで算出してご利用いただけます。ただし、日本発の旅程の場合は日本国内での途中降機（24時間を超える滞在）はできません。海外発の場合は、日本国内の途中降機は1回のみ可能です。
今回は、初めてスターアライアンスの特典航空券をマイルと交換してみた。ということで『国際線区間の空席が少ない』ということを身をもって思い知ることになったけれど、その一方で国際線区間さえどうにかなれば、日本国内線については24時間以内の滞在で複数都市を追加料金(マイル)無しで周遊可能。ということに気づけたのは個人的に大きな収穫。
なお、ANA(および提携航空会社)の特典航空券に関しては4月12日よりルールが変更となることがアナウンスされており、提携航空会社の特典航空券の日本国内線の乗り継ぎ(24時間以内滞在)については、往路・復路共に各2回まで、加えて日本以外で往路・復路共に2回までに変更される予定。
関連エントリ：ANA、国際線の特典航空券ルールを4月12日より変更 – 日本国内線の乗継に追加マイルが不要に | shimajiro@mobiler