UQコミュニケーションズは、都営地下鉄三田線の三田駅 〜 西高島平駅間をWiMAX 2+エリア化したことを発表。同区間の地上区間を含めて、駅構内&列車内にてWiMAX 2+が利用可能となっている。
UQコミュニケーションズのプレスリリースは以下にて。
都営地下鉄三田線におけるWiMAX 2+エリア拡大のお知らせ | UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
このたび、都営地下鉄三田線の三田駅から志村坂上駅までの区間において、WiMAX 2+エリア整備を完了いたしました。これにより、都営地下鉄三田線の地上区間を含む、三田駅から西高島平駅の駅構内および列車内でWiMAX 2+サービスをご利用いただけるようになりましたので、お知らせいたします。
■エリア化区間
都営地下鉄三田線:三田駅 〜 西高島平駅
■都営地下鉄のエリア化済み区間
三田線:三田駅 〜 西高島平駅
浅草線:西馬込 〜 押上のうち、東日本橋駅を除く全駅
ドコモ・KDDI・SoftBankの3社は、地下鉄トンネル間のエリア化に漏洩同軸ケーブルを用いているのに対して、UQコミュニケーションズのWiMAXおよびWiMAX 2+は地下鉄駅ホームの両端に設置した基地局から、次の駅に向けて電波を発射する方式でエリア化を行っているため、駅と駅の間では電波が弱くなる箇所があるのはネック。
■参考:東京駅に設置されたWiMAX基地局
UQコミュニケーションズでは、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション対応エリアを「9月末までに全国エリア化」することを発表しており、全国エリアでキャリアアグリゲーションによる下り最大220Mbpsが利用可能(対応端末であれば)となるほか、キャリアアグリゲーション非対応端末でも「空いている方の帯域」が利用可能となることで、WiMAX 2+接続時の実効速度が改善することができる。
関連エントリ:UQ、9月末迄にWiMAX 2+のCA対応エリアを「全国エリア化」することを再表明 – 首都圏エリアもCA対応へ | shimajiro@mobiler