「日本品質」でDesigned in Tokyo、プレオープンしたフリーテルショップを訪問

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プラスワン・マーケティングは、2017年3月1日より東京都内および埼玉に直営の「フリーテルショップ」合計6店舗をプレオープンしたことを発表。フリーテルショップは、もともと2016年に「年内オープン予定」とされていたもので、予定より2カ月以上遅れてプレオープンとなった。

プラスワン・マーケティングの告知は以下にて。

「フリーテルショップ」直営6店舗オープン! | FREETEL(フリーテル)

SIMフリーキャリアのFREETEL(事業社名:プラスワン・マーケティング株式会社-本社:東京都港区、代表取締役:増田薫)は、3月1日(水)より「フリーテルショップ」の展開を開始いたします。

もともと、2016年内にオープン予定となっていたショップのオープンが遅れた上に、正式オープンではなくプレオープン扱いとなっている理由は何だろう?と思って都内のフリーテルショップを訪問してみると、一目で「プレオープン」の意味は理解できた。

■都内にオープンしたフリーテルショップ
3月1日にオープンしたフリーテルショップ

訪問した都内のフリーテルショップで、その場で契約申込みができるように、最低限必要な設備は整ってはいるものの、全体的に「店舗」というよりは「事務所の打ち合わせスペース」のような印象。
※訪問した店舗がたまたまこのような内装だったのか、どの店舗も同じような状況なのかは不明。

■訪問したフリーテルショップの店内
訪問したフリーテルショップの店内

フリーテルショップの店頭にはデモ機も一部配備されていたものの、フリーテルの現行機種が全て揃えられているわけではなく、幅広いラインナップの中から端末を選ぶという意味では、都内の家電量販店の方が利便性は高そう。

■店頭に展示されていたデモ機
店頭に展示されていたデモ機

プラスワン・マーケティングのお知らせでは、取扱いするスマートフォンの在庫については各店舗に来店の上問合せが必要。と記載されているので、細かい点は店頭でスタッフに確認しよう。と思ったけれど、フリーテルショップのすぐ隣のビルの喫煙所(?)で喫煙中の方が居たようで、店舗入口にドアなどが設置されていない店内にタバコの煙が入ってきてしまい、タバコの匂いが(かなり)苦手なので、仕方なく店を離れることに。

今回訪問したフリーテルショップに関して率直に言えば、店舗としての印象はあまり良くなかったけれど、他にもオープンしている店舗が同様なのかは不明。

フリーテルは、都内のヨドバシカメラなどではかなり目立つ場所にコーナーが設置しているほか、各種CM展開を行うなどしており「注目度の低い小規模なMVNO」ではない。

そのフリーテルが、わざわざ直営店でリアル店舗展開をすることに対して、個人的には少なからず期待を抱いていたけれど、店舗設備以外でも全体的な準備不足が感じらるなど、昨年末に体験した「ARIA2でWiMAX 2+が使える騒動」(実際には使えなかった)に引き続き、フリーテルがアピールする「日本品質」に良いイメージを持つことができなかったのは残念なところ。
→プレオープンから正式オープンの間に改善ができるのかは、今後の動向を見守りたいところ。

昨年末の「ARIA2でWiMAX 2+が使える騒動」については以下エントリにて。

フリーテル「ARIA 2」のWiMAX 2+サポート問題のまとめと思うこと
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