クアラルンプール国際空港のLCCターミナルでCELCOMのプリペイドSIMカードを入手して使用したので、購入方法とAPN設定などなどに関してご紹介。
■入国審査の手前にあるCELCOMのカウンター
CELCOMのカウンターのすぐ左側に、両替所があるので現地通貨が無くても、入国審査の列が解消するのを横目に確認しながら、両替&SIMカード購入ができる。
ちなみに、CELCOMでは以前も同じ場所でSIMカードを購入しているけれど、この時よりもカウンターが広くなっていた。
以前の購入については以下エントリにて。
クアラルンプール国際空港 LCCTでCELCOMのプリペイドSIMカードを入手! | shimajiro@mobiler
■カウンターの様子(2)
SIMカードの販売価格はRM 20(約 680円)で、初期残高としてRM 15が利用可能になっている。
SIMカードの購入にあたって、パスポートの提示が必要だった。
※以前は不要だったので、担当するスタッフによって対応が変わるのかも…。
プリペイドSIMでもインターネット定額は、
1日定額:500MBまでRM 5(約 170円)/日
1週間定額:1GBまでRM 18(約 620円)/週
の二つから選択可能で、今回は滞在が1日の予定だったので1日定額を申込した。
カウンターで『1日定額で使いたい』と伝えると、必要な登録手続をお店の方で手続してもらえた。
ちなみに、一定の通信量を超えると速度制限が行われるとのことで、この点は日本のモバイルデータ通信サービスの容量超過時の挙動に似ている。
CELCOMのプリペイドSIMで利用可能なデータ通信定額プランは以下より。
Rates – Celcom › Personal › Plans › Celcom First Voice › Mobile Internet
■購入したSIMカード
■APN設定など
APN:celcom3g
ユーザ名:空白
パスワード:空白
■SIMロック解除したGALAXY Note 2(SC-02E)で使用
SIMカードの登録が終わると、すぐに通信が可能になった。
※ただし、しばらくは2Gの接続になっていたけれど、これは前回同様に端末を再起動すれば3Gで利用可能となると思われる。
なお、GALAXY Note 2では『データローミングを有効』のチェックを入れないと通信することができなかったので、注意。
※CELCOMに限らず、ドコモ端末 + 海外SIMではデータローミングを有効にしないと通信できないことがまぁまぁある。
■SIMロック解除したL-03E(モバイルWi-Fiルータ)で使用
L-03EにSIMカードを挿すと、特にAPN設定などなどを行わずとも通信を行うことができた
本来であればAPN設定は必要な気がするけれど、CELCOMはどのAPNでも接続ができるようになっているのかも。
クアラルンプール滞在中は基本的に、SIMロック解除したL-03EにCELCOMのSIMカードを挿して使っていた。
L-03Eで使っていた理由は、普段から使っているので慣れているのと、連続通信時間が長くなっている&SIMカードがmicroSIM対応なので、手持ちのスマートフォンとSIMカードの交換などなどが行いやすかったため。
今回利用したCELCOMの回線は、圏外になることは無かったものの、通信速度は全体的にイマイチかつ安定しておらず、あまり快適に利用することができなかったので、次回のマレーシア滞在(7月予定)では、maxisなど別の回線をメインで利用する予定。
クアラルンプール国際空港のLCCターミナルは、CELCOM以外にもエアアジア系のMVNOである『Tune Talk』や『maxis』などのSIMカードがカンタンに入手可能なのは外国人旅行者としては嬉しい限り(^ ^)
スピードテストを行った結果は、上下共に1Mpbsを超えていたけれど、実感としてはもっと通信速度が遅いように感じた。
■スピードテスト結果:下り1.74Mpbs/上り 1.15Mbps
なお、クアラルンプールなどアジアの国々向けのモバイルWi-Fiルータのレンタルは、国内最大手のレンタル事業者である『テレコムスクエア』が700円/日(その他手数料なし)で貸出しているので、現地でのSIMカード手配や設定が面倒。という方にはこちらも十分魅力的なサービスと思う。