イー・モバイルのPocket WiFi『GL06P』は、既に販売中のイー・モバイル端末と同様に、販売時点からSIMフリーとなっているため、周波数が適合していれば日本国内で別キャリア(ドコモなど)のSIMカードを挿して利用することが可能。
※Xiの周波数には対応していないため、ドコモでもFOMA網のみ利用可能となる。
日本国内でGL06PをOCN モバイルエントリー d LTE 980(ドコモのMVNO)を利用した際のエントリは以下。
GL06PはSIMフリー!OCNモバイルエントリー d LTE 980のSIMカードで動作確認 | shimajiro@mobiler
今回は、GL06Pを海外のプリペイドSIMなどで利用する際の利用方法と注意点のまとめ。
- 管理画面にログインする
- APNを設定する
- APNを切り替える
- 国際ローミングを有効にする
GL06PのWi-Fiネットワークに接続した状態の端末から、
にアクセスしてログインする。
デフォルトのユーザID/PWは、
ID:admin
PW:admin
設定 > WAN設定 > プロファイル設定
よりAPNを設定する。
GL06PのAPN設定画面(プロファイル設定)画面には『APNの新規作成』という項目は無く、既存のAPNの内容をプロファイル名を含めて書き換えて保存すると、APN(プロファイル)が新規作成される。
■APN設定画面(プロファイル設定)
APNの設定が終わったら、APNを切替する。
設定 > WAN設定 > 接続モード設定
より、接続するAPN(プロファイル)を選択する。
この時わかりにくいのが、APNの作成は『プロファイル設定』と記載されているにも関わらず、APNの接続先設定は『接続モード設定』という表記になっていることで、この点はPocket WiFiシリーズで共通となっている模様(^ ^;
■APNを切替する(接続モード設定)
APNの新規作成&切替が完了すると、インターネットに接続が可能な状態になり、初回の接続時に国際ローミングを有効にするか確認する画面が表示されるので、ローミングを『有効』に選択し、適用させる。プリペイドSIMを利用するため、ローミングではないけれどもローミング設定を有効にしないと接続がされないため。
※ローミング設定は標準で無効に設定されるため、再起動などをすると再度ローミング設定を有効にする必要がある。
■国際ローミングを有効にする
基本的な流れについては、以下のエントリ(同じく台湾で書いていた)と同じなのでリンクにてご紹介まで。
EMOBILE LTEルーター + 台湾の現地プリペイドSIMでの接続に成功! | shimajiro@mobiler
GL06Pの白ロムはAmazonでも販売されている。
EMOBILE GL06P シルバー Pocket Wi-Fi LTE 白ロム
Huawei |