auの4G LTEに対応している
・Wi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)
・Wi-Fi WALKER LTE(HWD11)
・iPhone 5s(SIMフリー版)
の3機種を使って、auの4G LTE接続時の通信速度を比較してみた。
※Wi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)のファームウェアは12月30日時点で最新となる『11.031.09.30.824』で確認。
今回のスピードテストの確認結果は以下。
■下り通信速度の比較
下り通信速度は、
1位:Wi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)
2位:iPhone 5S
3位:Wi-Fi WALKER LTE(HWD11)
の順番で、1位と2位の通信速度差はほぼ無かった。
『通信速度が安定しない』という評価の目立つWi-Fi WALKER WiMAX2+だけれど、少なくとも4G LTEの接続中にPCとUSB接続した状態では、iPhone 5s単体で通信速度を測定した時と変わらない下り通信速度が得られた。
※当然、Wi-FiルータなのでWi-Fiでの通信速度が重要になるけれど、Wi-Fi接続した状態での結果については別途確認の予定。
■上り通信速度の比較
上り通信速度は、
1位:iPhone 5S
2位:Wi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)
3位:Wi-Fi WALKER LTE(HWD11)
となり、唯一Wi-Fi接続だったWi-Fi WALKER LTE(HWD11)が他の二機種と比べて結果が奮わなかった。
■Ping応答速度の比較
Ping応答速度は、
1位:Wi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)
2位:iPhone 5S
3位:Wi-Fi WALKER LTE(HWD11)
の順となった。
USB接続した状態とは言え、平均するとWi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)のPing応答速度が30msを下回っていたのは優秀と言える。
今回のスピードテストの目的は主に『最新のファームウェアアップデートをした状態のWi-Fi WALKER WiMAX2+の通信速度はどうなの?』という点に主眼を置いていたので、Wi-Fi WALKER WiMAX2+はUSB接続で確認し、Mac OSとのUSB接続には非対応になっているWi-Fi WALKER LTEと比べて有利な結果が出る。という点については認識済みで、各デバイスをWi-Fi接続した状態での検証については、追って確認の予定。
Wi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)は、4G LTEを利用した際のオプション料金が無料になるキャンペーンが2014年1月〜5月の間行われるので、『Wi-Fi WALKER WiMAX2+の通信が遅い』と感じている方は、LTEオプションの無料キャンペーン期間中に、『ハイスピードプラスエリアモード』でLTE接続を試してみると良いかも。
※但し、このモードでは速度制限の無い通信量が7GB/月に制限される点に注意。
■測定環境について
計測PCはMacBook Air 2013(OSは10.9.1)
iPhone 5sはSpeedtest.netアプリを使って計測。
計測サーバはSpeedtest.netの東京サーバ。