ドコモのモバイルWi-Fiルータ『L-02F』向けに公開されたソフトウェア更新(LTE国際ローミング対応)を適用すると、海外のSIMカードを使ってLTE接続が可能になることが確認できた。
※SIMロック解除は別途手続が必要。
■SIMロック解除したモバイルWi-Fiルータ『L-02F』でマレーシアのMaxisのLTEに接続
ドコモのモバイルWi-Fiルータは、SIMロックを解除しても海外ではLTE接続が利用できない状況が長らく続いていたけれど、先日公開されたL-02F向けのソフトウェアアップデートに含まれる『LTE国際ローミングへの対応』によって、結果的に海外のプリペイドSIMカードを利用した状態でもLTE接続が可能となった。
ドコモのモバイルWi-Fiルータでは、L-02F以外にHW-01Fもソフトウェア更新によって対応予定となっているので、この2機種についてはSIMロックを解除して海外のプリペイドSIMカードを使ったLTE接続が利用可能になる見込み。
※逆に言うと、これより前に発売されている端末についてはSIMロックを解除しても海外でLTEは利用不可能。
国内キャリアから販売されているモバイルWi-Fiルータでは、SIMフリーモデルであるイー・モバイルのモバイルWi-Fiルータ(GL01P/GL02P/GL04P/GL06P)が、海外ではLTE接続ができなくなっているため、キャリアから発売されるモバイルWi-Fiルータで海外のLTEが利用可能なのは、L-02Fが初となるので、L-02Fを使っている方には嬉しいアップデートと言えそう。
ただし、L-02Fが対応しているLTEの周波数(Band 1/Band 3/Band 19/Band 21)以外のLTEには接続ができないので、その点にはご注意を。
ドコモ Wi-Fi STATION L-02F ルーター docomo 本体
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