WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータ『Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15』が発表されたので、HWD15、NAD11、HWD14の3機種のスペック比較。
HWD15/NAD11/HWD14のスペック比較
型番 |
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15 |
Wi-Fi WALKER WiMAX2+ NAD11 |
Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14 |
---|---|---|---|
メーカー | Huawei | NECプラットフォームズ | Huawei |
発売日 | 2014年7月31日 | 2014年6月20日 | 2013年10月31日 |
実売価格 |
HWD15単体:4,800円 クレードルセット:6,800円 ※UQオンラインショップの販売価格 ※UQ Flatツープラスお得割適用時 |
NAD11単体:2,800円 クレードルセット:4,800円 ※UQオンラインショップの販売価格 ※UQ Flatツープラスお得割適用時 |
800円 ※UQオンラインショップの販売価格 ※UQ Flatツープラスお得割適用時 |
ネットワーク&通信速度 |
■au 4G LTE 下り最大 75Mbps 上り最大 25Mbps
■WiMAX 2+
■WiMAX |
■WiMAX 2+ 下り最大 110Mbps 上り最大 10Mbps
■WiMAX |
■au 4G LTE 下り最大 75Mbps 上り最大 25Mbps
■WiMAX 2+
■WiMAX |
WiMAXハイパワー | ○ | ○ | ☓ |
Wi-Fi通信 |
IEEE802.11b/g/n (LAN) IEEE802.11a/b/g/n (WAN) |
IEEE802.11ac/11n/11a (5GHz) IEEE802.11n/11g/11b (2.4GHz) ※LAN側も5GHz対応 |
IEEE802.11b/g/n (LAN) IEEE802.11a/b/g/n (WAN) |
バッテリ容量 |
3,000mAh バッテリ交換不可 |
2,100mAh バッテリ交換対応 |
3,000mAh バッテリ交換不可 |
連続通信時間 |
4G LTE接続時:約600分 WiMAX 2+接続時:約650分 WiMAX接続時:約640分 |
WiMAX 2+接続時:約420分 WiMAX接続時:約630分 |
4G LTE接続時:約550分 WiMAX 2+接続時:約540分 WiMAX接続時:約570分 |
連続待受時間 |
ECOモード:約970時間 [クイックアクセスモード] 約37時間(WiMAX 2+) 約40時間(WiMAX) 約38時間(4G LTE) |
休止状態:約500時間 ※リモート起動有効時は300時間 ウェイティング:約30時間 |
ECOモード:約950時間 [クイックアクセスモード] 約27時間(WiMAX 2+) 約29時間(WiMAX) 約31時間(4G LTE) |
最大同時接続数 | 10台 | 10台 | 10台 |
USB接続 | Windows/Macに対応 | Windows/Macに対応 | Windows/Macに対応 |
端末サイズ |
幅 64mm 高さ 104mm 厚さ 14.9mm |
幅 109mm 高さ 65mm 厚さ 8.2mm |
幅 62mm 高さ 100mm 厚さ 15.5mm |
重さ | 約140g | 約81g | 約140g |
クレードル対応 | ○ | ○ | ☓ |
リモート起動 | ☓ |
○ ※Bluetoothまたは専用アプリケーションから連携起動 |
☓ |
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15は、前モデルであるHWD14との比較で、
・WiMAXハイパワー対応
・クレードル連携に対応
という二点が新機能としてはメインになっている。
NECプラットフォームズ(旧:NECアクセステクニカ)の『NAD11』と比べると、auの4G LTEに対応している。という点が差別化ポイントとなる点は変わらず、WiMAXおよびWiMAX 2+のエリアでは物足りない。という場合はHWD15またはHWD14が有力な選択肢となる。
その他、HWD14と比べての改善ポイントとしては、連続通信時間や待機時の連続待機時間が改善されており、バッテリ交換が不可能なモデルとしては嬉しい改善ポイントと言える。実用上大きそうなのは連続通信時間の延長よりも、クイックアクセスモードにおける連続待機時間の延長で、WiMAXおよびWiMAX 2+の場合はそれぞれ10時間(約35%)延長されている。
NECプラットフォームズのNAD11は、IEEE 802.11ac対応や薄さ8.2mmなどインパクトのあるスペックになっているのと比べると、どうしても地味な感じがするのは否めないものの、WiMAXハイパワーへの対応や連続通信時間への延長などの点で、前モデル(HWD14)と比べると着実にスペックアップされている。
スペックからはわからない点は、HWD14では不評も多かった基本的な通信に関する性能で、この点は実際に使ってみないと何とも言えないので、購入したら使ってみる予定。