バンコクの玄関口であるスワンナプーム国際空港にて、Turemove(以下、Ture)の4G LTE対応プリペイドSIMカードを購入したのでTrueの4G LTE対応プリペイドSIMカードに関するまとめ。
■スワンナプーム国際空港にあるTrueのショップ
スワンナプーム国際空港のTrueショップは、到着ロビーを出て右手に進んだ方向にある。Trueと同じく到着フロアにショップがあるAISやDTACとは反対側になる。営業時間は24時間なので深夜や早朝にスワンナプーム空港を利用する場合でも安心して購入できる。
■True 4G LTE対応プリペイドSIM料金表
料金体系についても非常にシンプルで、上記の価格にSIMカード代と4G LTEを利用するためのパッケージ代などが全て込みになっている。
なお、上記の画像にあるプランの有効期間は30日間、規定のデータ通信量を超過した場合は通信速度が低下する。速度低下後の通信速度は8GB/12GBプランで384kbps、その他プランでは128kbpsとなる。
料金プランの中から必要となる容量を伝えると、必要な手続(パッケージ登録作業やAPN登録)については全てショップスタッフに代行してもらえるので手続や設定などなどを心配する必要が無いのは安心。
■スワンナプーム空港で販売されているSIMカードのプラン
THB 300:データ通信量 1.5GB/音声通話 THB 80
THB 350:データ通信量 2.5GB/音声通話 THB 30
THB 500:データ通信量 4GB/音声通話 THB 70
THB 800:データ通信量 8GB/音声通話 THB 50
THB 1,000:データ通信量 12GB/音声通話 THB 140
■購入したSIMカードのパッケージ
プリペイドSIMの残高確認や、電話番号確認など主要なコマンドについてはわかりやすくパッケージ表面にコマンドの一覧が貼付されていた。
SIMカードのパッケージ名称は「3G Toursit inter SIM」。4G LTEが利用可能である旨はパッケージには特に記載はされていない(No.1 4Gというシールは貼られている)けれど、所定のパッケージに登録すれば4G LTEが利用可能だった。
「3G Tourist Inter SIM」の商品説明はTrueのWebサイトにも情報があるのでご紹介。
3G Tourist Inter Sim
接続されているLTEの周波数を確認すると、日本でもドコモ/KDDI/SoftBankが利用している2.1GHz帯(Band 1)に接続されていたので、SIMロックを解除した国内端末を持っていっても利用できる可能性が高い。
※実際に、SIMロック解除下ドコモのXperia Z2/Xperia Z3 CompactでLTE接続が確認できた。
APN設定は以下。
■APN設定内容
APN:internet
ユーザ名:True
パスワード:True
パッケージの登録とAPN設定を完了させる(店員に代行してもらえる)と、すぐに4G LTEでのデータ接続が有効になり、高速なデータ通信が利用可能になった。
■4G LTE接続が利用可能に
バンコク滞在中はTrue回線をメインに、別途購入したDTACの4G LTE回線をサブに使用。どちらの回線もバンコク市内では4G LTEが繋がらないことがほぼ無く、建物の奥まった場所などを除けば、ずっと4G LTEで快適なデータ通信が可能だった。データ通信に関しては特にストレスを感じることが無かった。
SIMロック解除したドコモ端末では、テザリングが利用出来ない機種(具体的にはXperia Z3 Compactで確認)もあったけれど、SIMフリーのGalaxy Note5/Galaxy S6 edgeなどでは問題無くテザリングも可能。基本的にはテザリング利用についても問題無く利用できる。
容量制限のないプランこそ提供されていないけれど、24時間営業している空港のカウンターで4G LTE対応のプリペイドSIMがサクっと買えるのは魅力的で、なおかつ価格もさほど割高感が無いのは嬉しいところ。
TrueのプリペイドSIMの残高確認方法などなどは以下エントリにて紹介しているので、データ通信の残高を確認する際は参考まで。
タイ『TrueMove』プリペイドSIMの通話残高・データ通信量確認方法のまとめ | shimajiro@mobiler