台湾の通信事業者「台湾之星」(T-STAR)は、2016年4月14日(木)よりFDD-LTEの2600MHz帯(B7)を提供開始。
新たに追加される2600MHz帯(B7)の帯域幅は20MHz幅で、既にサービスを提供中の900MHz帯(B8)の10MHz幅とのキャリアアグリゲーションにより、下り通信速度が最大で225Mbpsへと高速化する。(B7提供開始前の通信速度は下り最大75Mbps)
■下り通信速度が最大225Mbpsに高速化(台湾之星)
2016年4月14日時点でのキャリアアグリゲーション対応機種については、Galaxy S7 / Galaxy S7 edgeなど6機種となる模様。
台湾之星が2.6GHz帯のLTEサービスの提供を開始/2波CAで下り最大225Mbpsに高速化 − 対応機種は6機種 | MONOLOG.
2016年4月14日現在、CA対応機種はSAMSUNG GALAXY S7 / S7 edge / S6 edge+、HTC 10、HTC One A9、LG G5の計6機種。
台湾之星は、競合の通信事業者と比べると所有する周波数が少ないという点でハンディがあったが、4G LTEの2600MHz帯(B7)の追加によって通信速度(理論値)を大きく改善することになる。台湾之星が新たに提供を開始した2600MHz帯や、キャリアアグリゲーションはプリペイドSIMでも問題無く利用可能と思われる。(ただし、対応機種を持っている場合)
台湾之星のプリペイドSIMカードは、桃園国際空港第一・第二ターミナルの入国審査場の前で、容量無制限プランを購入可能。さらに、SIMカードの有効期間(最終チャージから180日間)であれば、オンラインでのトップアップもカンタンに行えるので、深夜・早朝に台湾入りする場合でも安心。
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台湾之星のプレスリリースは以下より。
新聞公告 – 台灣之星TSTAR