ドコモ・バイクシェアによる自転車シェアリングサービスが、2017年10月1日より東京都渋谷区と、東京都練馬区でスタートする。
※Webサイトは9月25日(月)に公開予定。
「渋谷区コミュニティサイクル」は以下にて。
東京・渋谷区コミュニティサイクル(レンタサイクル)
「練馬区シェアサイクル」は以下にて。
東京・練馬区シェアサイクル(レンタサイクル)
渋谷区に関しては、既に広域実験として区境を跨いだ自転車の乗り入れに対応する6区(千代田区・中央区・港区・江東区・新宿区・文京区)との乗り入れに対応する。
9月22日時点で、「渋谷区コミュニティサイクル」のポート数は17箇所となるため、既存の6区と合算したポート数は、渋谷区を加えた7区合計で約330箇所となる。
渋谷区のポート一覧は以下。
■渋谷区のポート一覧
一方で、練馬区に関しては他区との乗り入れに非対応となる。
■練馬区シェアサイクル:他区との乗り入れには非対応
練馬区が他区との乗り入れに非対応となっている理由は、隣接する中野区・豊島区・板橋区において「ドコモ・バイクシェア」による自転車シェアリング事業が提供されていないことが理由と考えられ、いずれかの区で自転車シェアリング事業が開始されれば、他区との広域利用が可能になるものと推測される。
練馬区と同様に、大田区においてもドコモ・バイクシェア系の自転車シェアリング事業が提供されているものの、2017年9月22日時点では他区との乗り入れに非対応となっている。
■大田区コミュニティサイクルは他区乗り入れ非対応
なお、その他の区では品川区が2017年度中にドコモ・バイクシェア系の自転車シェアリング事業を開始予定。
品川区は具体的なサービス提供開始予定日をアナウンスしていないものの、ドコモ・バイクシェアのWebサイトには、近日中に品川区でのサービス提供をにおわせる記述があるので、2017年内には品川区でもドコモ・バイクシェア系サービスが提供される可能性が高い。
■品川区も、間もなく?
このほか、豊島区も自転車シェアリング事業に参入予定。ただし、ドコモ・バイクシェア系サービス以外が参入となる可能性もある。
今後、品川区と豊島区がドコモ・バイクシェア系の事業をスタートし、これらの区で他区乗り入れが可能となれば、現時点では他区との乗り入れができない練馬区・大田区を含めた、都内合計11区での自転車シェアリングサービスが利用可能となる可能性が高い。