目黒区(東京)は、年内に開始を予定している自転車シェアリングサービスの候補者が公募によりドコモ・バイクシェアに決定したことを発表。当初のスケジュール通りであれば、2018年内にも目黒区内にてドコモ・バイクシェアによる自転車シェアリングサービスが開始される。
■東京都内で展開するドコモ・バイクシェアのシェアバイク
目黒区のWebサイトでのお知らせは以下にて。
自転車シェアリング運営事業者候補者
名称 株式会社ドコモ・バイクシェア
所在地 東京都港区虎ノ門三丁目8番8号
目黒区は、自転車シェアリングサービスの条件として、電動アシストつき自転車であることや他区連携ができることを条件にしていた。
このため、目黒区で開始されるドコモ・バイクシェアのサービスは、既に東京都内9区(千代田区・江東区・中央区・港区・新宿区・文京区・渋谷区・品川区・大田区)のドコモ・バイクシェアのポート・自転車を利用して相互乗り入れに対応する可能性が極めて高い。
■ドコモ・バイクシェアのポート(東京都内)
目黒区では、実証実験の利用可能エリアとして国道246号、都道317号(山手通り)、312号(目黒通り)を中心とした、駒場東大前、池尻大橋駅、中目黒駅の周辺を想定しているため、これらのエリアを中心にポートが展開される見込み。
→応募条件には、2019年3月末までにサイクルポートを8カ所以上、自転車を85台以上配備できることが条件とされていた。
■実証実験エリア
ドコモ・バイクシェア:都内10+1区へ拡大
ドコモ・バイクシェアによるシェアバイクサービスは、新たに目黒区がエリアに加わることで東京都内で合計10区+1区でサービスが利用できる。10区の内訳は、目黒区に加えて千代田区・江東区・中央区・港区・新宿区・文京区・渋谷区・品川区・大田区。
2018年9月16日時点でのポート数は約510カ所で、このほかに他区と相互乗り入れをしていない練馬区でもサービスを提供している。(練馬区の他区連携については対応時期などなど不明。)