UQコミュニケーションズは、地下鉄駅のWiMAX 2+エリア化を開始。2014年9月17日より横浜市営地下鉄の『都筑ふれあいの丘駅』にて提供を開始し、順次全線へ拡大予定であることを発表している。
UQコミュニケーションズのプレスリリースは以下より。
国内初、地下鉄でのWiMAX 2+サービスの提供開始について | UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、社長:野坂 章雄、以下UQ)は、現在、全国各地において、超高速モバイルインターネットWiMAX 2+サービス(下り最大110Mbps)をご利用いただけるよう基地局建設をすすめております。
横浜市営地下鉄については、既にWiMAXサービスのエリア化が完了しているものの、より高速な通信サービス『WiMAX 2+』に対応することで、WiMAX 2+対応端末で快適な通信が利用可能となる。
WiMAX 2+の地下鉄駅エリア化についてUQコミュニケーションズに確認したところ、地下鉄駅のWiMAX 2+エリア化は、WiMAXと同様に駅の両端に基地局を設置するタイプのもので、携帯電話各社がトンネル内のサービスエリアかに使う漏洩同軸ケーブル(LCX)を利用したものとは異なるとのこと。
WiMAX 2+の対応によって、より高速な通信が利用可能となるのは嬉しいけれど、駅と駅の間で電波が弱くなったり、トンネルの間ではインターネット接続が途切れたりするという弱点は、WiMAXと同様になる可能性がある点は注意。
UQコミュニケーションズでは、WiMAX 2+での地下鉄駅のエリア化について具体的な予定や目標などは公表していない。