台湾の中華電信が提供する、語学留学生(厳密には語学に限らない)向けのプリペイドSIMカードのデータ通信品質がイマイチ。
中華電信の語学留学生向けのプリペイドSIMカードの契約に関しては以下エントリにて。
【台湾】中華電信の語学留学生向けプリペイドSIMを契約 – インターネットが4カ月使い放題で2,300台湾ドル | shimajiro@mobiler
使用している端末はSIMロックを解除したXperia Z3 Compact(SO-02G)で、使用エリアは台北市内、利用期間は約10日間程度。
具体的にストレスを感じるのは『通信速度が遅い』ということよりも、『データ通信が無効になる状況が頻発する』という現象で、データ通信が無効になる時間は1回につき10秒前後と長くは無いものの、1日に何度も発生するとストレスを感じる。
同様の事象については、過去に契約した中華電信のプリペイドSIMカードでも発生したことがあった。
関連エントリ:SIMロック解除したXperia Z2で中華電信のLTEを検出!プリペイドSIMでは接続不可 | shimajiro@mobiler
ちょうどその頃は、中華電信はポストペイド向けにLTEサービスを提供開始した頃で、プリペイドSIMでは利用できない(解放されていない)LTEのネットワークを端末側が掴みにいってしまうことが理由かも?と考えていたけれど、端末側でLTEを使わない設定(3G固定)にしても同様の問題が継続するので、単純に3Gに関してはデータ通信品質が落ちている。ということが結論かなと思う。
■データ通信が一時的に無効になる
『データ通信が一時的に無効になる』現象が発生する以外は、基本的に3Gの電波は他のキャリアに比べて強いエリアが多い(特に地下や建物の中)ように感じるし、データ通信速度が極端に遅くなることは少ないので、データ通信が一時的に無効になる以外は不満は無い。
中華電信の語学留学生向けのプリペイドSIMについては『3Gのデータ通信が使い放題』というメリットはあるけれど、LTEが利用可能な他社のプリペイドSIM(台灣大哥大や亞太電信など)の方がデータ通信は快適に使える。
※中華電信の3Gデータ通信切断については、台北以外では頻繁に発生することは無いかもしれない。