ドコモの大容量プラン「ウルトラシェアパック50」を契約、WiMAX 2+に代わるモバイル大容量データ回線として試用中

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iPhone 7・7 Plusの提供開始にあわせて、MNO各社が大容量プランを提供開始したので、普段使っているWiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータに代わり、ドコモの大容量プランを契約(正確にはプラン変更)して、外出時のモバイルデータ回線として利用中。

■ドコモのモバイルWi-Fiルータ「HW-01H」を試用
モバイルWi-Fiルータ「HW-01H」を使用

WiMAX 2+以外にも各社の回線を複数契約しているので様々な選択肢があったけれど、今回試したのはドコモの「ウルトラシェアパック50」で、その名の通り月間の通信量は50GB。これを同一のシェアグループに加入する回線でわけあって利用する。

従来、モバイル回線でデータ通信量の多くなる用途にはWiMAX 2+契約のモバイルWi-Fiルータをメインに使っていたため、ドコモのシェアパックはもっとも容量の小さい「シェアパック5」(割引前の月額料金は6,500円/月)を契約しており、シェアパック5でもデータ通信量が足りなくなることは基本的に無かった。これは、データ通信量が多くなる用途に関してはWiMAX 2+中心とした他のモバイル回線で流していたことが大きな理由。

シェアパック5とウルトラシェアパック50を比較すると、データ通信量は5GBと50GB、割引前の月額料金はシェアパック5が6,500円/月に対して、ウルトラシェアパック50は16,000円。ざっくりと単純計算すると月間10,000円のコストアップとなる。

■ドコモのシェアパック料金比較
ドコモ:シェアパック料金

シェアパック5→ウルトラシェアパック50への変更が「1カ月あたり10,000円のコストアップ」とだけ考えるとかなり割高な印象はあるものの、ドコモは機種購入によって月額料金を割引する「月々サポート」の適用金額を、契約するパケットパックの種類によって減額しており、シェアパック5(小容量)を契約している場合の月々サポートは、シェアパック10以上を契約している場合と比べて割引が月額432円が少なく設定されている。

例えば、同一のシェアグループに加入している回線数が4回線あり、それらの回線全てで月々サポートが減額対象となる場合、シェアパック10以上を契約する場合と比べて月額432円 * 4回線 = 1,728円/月分だけ割引が少ない計算となる。
※このため、同一シェアグループ内の回線が多ければ多いほど、小容量プランは不利になる。

加えて、WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータの月額料金(各種割引適用後)は4,380円/月となっており、WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータを解約する前提で考えれば、この分の月額料金も不要となる。
※料金プランは「ギガ放題」契約時。

■WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータ「W03」月額料金は4,380円/月(各種割引適用後)
モバイルWi-Fiルータ「W03」をmineoで使う

上記のパターンで月々サポートの増額&WiMAX 2+のモバイルWi-Fiルータを解約することを踏まえて考えると、毎月の通信料金は約6,100円ほど節約できることになり、ざっくりと計算するとシェアパック5→シェパック50で月額料金が約10,000円上乗せ、月々サポート増額とWiMAX 2+解約により6,100円安くなるため、差し引きすると月額3,900円を追加すればシェアパック50を利用できる計算となる。

WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータの最大の魅力は、月間容量に関しては容量制限が設けられていないこと。WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータを使うと、モバイル回線で月間100GB以上のデータ通信を行うことも可能ではある。

ただし、WiMAX 2+は直近3日間データ通信量が3GBを超えると緩やかながらも速度制限の対象となるので、恒常的にデータ通信量が多い場合は「いつでも超高速なデータ通信が使い放題」にはならない。また、公式発表は行われていないkれど、直近では速度制限中の通信速度制限を強化している模様。(これが全国的な措置なのか、都心部だけなのかは不明)

■WiMAX 2+:直近3日間3GB超過時に速度制限を強化か
WiMAX 2+:直近3日間3GB超過時に速度制限を強化か
掲載元:UQ、WiMAX 2+「直近3日間で3GB」の制限時速度を6Mbps→4Mbps程度に制限強化 | shimajiro@mobiler

そのほか、WiMAX 2+は高速道路での移動・新幹線や特急電車での移動・地下鉄を乗り継ぎながらの移動中のデータ通信に使おうとすると、電波が弱くなることでやや通信が安定しないことが多くなるのがドコモなど大手キャリアのLTE回線と比べた弱点で、個人的には「直近3日間で3GB」を超えた制限が厳しいと感じるよりも、移動中に電波品質が安定しないことで不便を感じることが多い。

各キャリアの大容量プランを使うと、契約しているパケット通信量の範囲内であれば基本的にいつでも・どこでも高速なモバイルデータ通信が利用できるようになるので、前述のように細々と弱点のあるWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルータを使ったモバイルデータ通信と比べて利便性が高い。

WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータを使わずに各キャリアの大容量プランを代用するようにすれば、モバイルWi-Fiルータ自体を使わずにスマートフォンのテザリングで済ませることも可能になる。ただし、基本的に外出中にはモバイルWi-Fiルータの電源をONにしっぱなしで行動する習慣が根付いているので「スマホのテザリングを有効化する」という一手間を煩わしく感じてしまうため、モバイルWi-Fiルータは冒頭で紹介したHW-01H(ドコモ)を利用することに。

そんなわけで、11月は専らドコモの大容量プランを使ったモバイルデータ通信をお試し中。

ドコモのウルトラパック紹介は以下にて。
ウルトラパック | 料金・割引 | NTTドコモ

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