WiMAXサービスを提供するUQコミュニケーションズが、2013年度第3四半期の契約者数が415万7200件となったことを発表している。
前四半期(2013年度第2四半期)末の契約数は427万5000件だったため、前半期比で11万7800件の純減を記録。WiMAXサービスの契約数が純減となったのは、UQコミュニケーションズがサービスを提供開始して以来初めて。
WiMAXサービスの契約数については、KDDIが発表した2014年の決算説明会にて紹介されている。
ケータイWatchによると、契約数減少の主要な原因としては+WiMAX対応端末が4G LTE対応端末に移行したことが理由とされており、+WiMAX対応端末の利用者の減少や、新規に対応している端末が発売されていないことでWiMAX契約数が純減となった模様。
UQ、「+WiMAX」スマホ減少で契約者数が純減 – ケータイ Watch
UQコミュニケーションズの広報部によると、契約者数減少の主な原因は、auから発売されたWiMAX対応スマートフォンである「+WiMAX」対応端末のユーザーが、4G LTE対応のスマートフォンなどに移行したため。
また、UQコミュニケーションズの広報部は、+WiMAX対応端末の減少による影響が一定期間続く見込みであるとコメントした模様。
同社広報部は、モバイルWi-Fiルーターなど、UQコミュニケーションズが手がけるサービスの契約者数自体は順調に拡大しているとする。一方で、第3四半期以降も「+WiMAX」対応端末の減少による影響が、一定期間は続くとの見方を示している。
基本的には、今後も+WiMAX対応機種については新規に発売されないと思われるので、WiMAX 2+対応のスマートフォンが発売されるまでの間、WiMAXサービスの契約数としては厳しい結果になりそう。
+WiMAX対応端末からの乗り換えに伴う、全体としての契約数減少は避けられないにしても、UQコミュニケーションズのWiMAXそのものの契約数自体は伸びているとのことで、WiMAXサービスにおける収益そのものは悪化していない。という見方もできるかも(ただ、+WiMAXでは無いWiMAXサービスの契約数が実際にどの程度伸びているのか?は不明確)
なお、WiMAX 2+サービスは2013年10月31日から3ヶ月間が経過するものの、契約件数については現時点で公表されていないので、対応端末がモバイルWi-Fiルータ1機種の時点でどの程度の契約数があるのか。などなど詳細は不明。