SIMロックを解除したドコモのXperia Z2(SO-03F)と、台湾の通信事業者である『中華電信(Chunghwa Telecom)』のプリペイドSIMの組み合わせで、テザリングを利用することが可能だった。
ドコモの端末は基本的にSIMロック解除に対応している上に、ドコモのSIMカードで利用している場合はspモードを契約していないと利用できない『テザリング』についても、ドコモ以外のSIMカードで利用中はテザリング時のAPNが切り替わらないことによって、SIMロックを解除して海外のプリペイドSIMなどでもテザリングの利用が可能な機種が増えている。
ただし、最新機種だからと言って必ず対応しているとは言い切れず、対応状況が端末毎に違う。というユーザにとってはややこしい状況が発生しているので、SIMロックを解除したドコモ端末でテザリングを利用しようと考えている方は、テザリングで使用する予定の端末がSIMロック解除した状態でドコモ以外のSIMカードでの動作実績があるかを確認した方がベター。
■SIMロックを解除したXperia Z2を台湾の中華電信のSIMカードで使用
■テザリングを実行してもインターネット接続が切れない
過去の事例を挙げると、同じドコモ端末でもドコモの販売するGALAXY Note2(SC-02E)では、事業者毎に指定されたAPNを設定する必要がある台湾の通信事業者のプリペイドSIMカードを挿した状態では、テザリングを利用することができなかったので、ドコモ以外の端末でもテザリングが利用できるようになっているのはユーザとしては嬉しい限り。
関連エントリ:SIMロックを解除したGALAXY Note 2 + 台湾のプリペイドSIMでのテザリングに失敗 | shimajiro@mobiler
なお、Xperia Z2 + 中華電信の組み合わせはAPNが自動設定されなかったので、APNは手動で以下の内容を設定した。
APN:internet
ユーザ名:なし
パスワード:なし