UQコミュニケーションズは、2015年10月末予定(当初は9月末予定だったが延期)としていたWiMAX 2+の帯域拡張を一部地域を除き概ね全国エリア化完了したことを発表。
全国エリアでWiMAX 2+エリアで帯域拡張が完了したことで、キャリアアグリゲーション対応機種(現在はW01のみ)で利用時の通信速度が下り最大220Mbpsに高速化する。
UQコミュニケーションズのお知らせは以下より。
WiMAX 2+周波数帯の拡張の進捗について | UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
本年10月末予定とお知らせしておりました全国拡張につきまして、一部地域(注2)を除き、概ね全国のWiMAX2+の周波数帯の拡張とCAによる下り最大220Mbpsのエリア化が終了致しました。遅れが生じた地域につきまして、改めてお詫び申し上げますとともに、今後も拡張作業を、鋭意、進めて行く所存でございます。
11月9日の時点で「W01」が下り最大110Mbps対応に留まる = キャリアアグリゲーション非対応のエリアは以下。
「W01」 下り最大110Mbps対応地域一覧(PDF)
WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション非対応エリアは都市部で多く残っている。
WiMAX 2+の帯域拡張は、初代WiMAXサービス向けの帯域をWiMAX 2+向けに利用することで実現されているため、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション対応エリアでは、初代WiMAXの通信速度が下り最大40Mbps → 13.3Mbpsへと低速化する。
UQコミュニケーションズでは、WiMAXサービスの通信速度低下に伴い、初代WiMAX契約者がWiMAX 2+へ「機種変更」しやすいように、初代WiMAXサービスの解除料が無料になる、WiMAX 2+対応機種の本体代金が無料になる、月額料金が通常よりも安くなる(初代WiMAXサービスと同額になる)などの特典を提供している。
WiMAX → WiMAX 2+への「機種変更」の案内については以下より。
WiMAX→WiMAX 2+おトクに機種変更|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
WiMAX 2+のキャリアアグリゲーションに対応する機種は「W01」のみとなっているものの、W01を契約中のユーザでなくても、WiMAX 2+を契約中のSIMカードを「W01」に差し替えて利用することで、契約内容(や月額料金)はそのままに下り最大220Mbps対応サービスを利用可能となる。
W01の本体単体(=白ロム)はAmazonなどで購入可能。下り最大110Mbps対応機種を利用中の方は、キャリアアグリゲーション対応エリアが「全国エリア化」したタイミングでW01への変更を試してみるのもアリ。
※ただし、SIMカードを差し替えての利用は公式にサポートされている使い方ではないので、利用については自己責任となる。
Speed Wi-Fi NEXT WiMAX 2+ W01 ホワイト HWD31SWU
UQコミュニケーションズ |
Speed Wi-Fi NEXT WiMAX 2+ W01 マリン HWD31SLU
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