スマートフォンの通信速度、広告表示に「実測値」が必要に

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スマートフォンの通信速度の広告表示に、現在採用されている「理論値」だけでなく「実測値」の掲載が必要となる方針であると報道されている。(この方針自体は、2014年春頃から議論が行われており、具体的な測定方法や実施タイミングにある程度の目処がついた。というのがこのタイミングなのかも)

スマホ速度の広告表示、実測値に…理論値と差 : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

総務省は、広告などで表示するスマートフォンの通信速度を、実際に計測した速度(実効速度)で表示するように大手携帯電話3社に求める。

携帯電話サービスの通信速度は「下り最大225Mbps」など理論値のみが記載されており、実際の通信速度(実効速度)は記載されていない。これを、全国10都市の1,500箇所で計測した「実測値」を表示するように、携帯電話各社に総務省が求める。と報道されている。

通信速度の実測値が明記されることは「わかりやすさ」の点からは歓迎ではあるけれど、例えば通信のトップスピードが早かったとしても「通信が安定しているか」などの点は通信速度の実測値だけでは読み取れないなど、動画の視聴が他の通信よりも遅くなるなどの制限を行っている通信会社もあり、通信速度が実測値になったからと言って、通信速度だけで品質や使い勝手を判断するのは難しい。(実測値がある程度参考になることを否定する意図はないけれど)

今回の「実測値」表示の対象に、MVNO各社が含まれているのかは不明。いわゆる「格安SIM」と言われるMVNOの多くは、ドコモの設備を借り受けてサービスを提供しているため、理論値の上での通信速度は各社共通となっているものの、通信の実効速度はMVNO各社がドコモから借り受ている帯域や通信を利用するユーザ数によって異なり、同じドコモのMVNOでも通信の実効速度には大きな差がある。

個人的には「直近3日間の通信量に基づく速度制限」などのように、複数社がほぼ同じ基準を設定しつつも、実際の速度制限内容が大きく異なっている点も今後改善されることを希望。
関連エントリ:ワイモバイル向けの「305ZT」が直近3日間の通信量に基づく速度制限を実施 | shimajiro@mobiler