海外駐在や留学などで海外で滞在(生活)している方が、日本に一時帰国する際に料金を抑えて契約できるMVNOサービスをまとめ。
日本国内には、多数のMVNOが「格安SIM」を謳って月額料金が割安なサービスを提供しているものの、基本的には国内在住者向けに長期間の契約を期待したサービスが大半で、海外在住の日本人が一時帰国する際に利用料金が割安になるサービスは選択肢が少ない。
今回紹介しているサービスの前提条件は以下。
■前提条件
・データ通信専用プラン
・契約時の事務手数料が500円以下になる
・契約月、解約月の月額料金が日割りになる
・オンライン申込/解約に対応
・月額料金が1,000円前後
・最低利用期間なし・解除料金が発生しない
短期利用でも割安になるMVNOサービス
サービス名 | mineo | LINEモバイル | IIJmio |
初期手数料 | 400円 | 400円 | 300円 |
プラン例 | 3GB / 900円 | 3GB / 1,110円 | 3GB / 900円 |
初月料金 | 日割り | 月額500円 | 日割り |
解約月の料金 | 日割り | 1カ月分 | 日割り |
最低利用期間 | なし | なし | 利用開始月の翌月末 |
解約方法 | オンライン | オンライン | オンライン |
※料金プランはデータ通信量3GB/月のプランを例に紹介。
※初期手数料はエントリーパッケージの実売価格を記載。
いずれのサービスも、通常は契約時に初期手数料として3,000円(税別)の事務手数料が発生するので、海外に在住している方が一時帰国に短期間(1〜2カ月程度)使うことを考えると割高になる。
今回紹介しているMVNOでは、事務手数料が無料になるエントリーパッケージが500円以下で販売されている。
事前にエントリーパッケージを購入し、エントリーパッケージが届いた後に、エントリーパッケージに記載されるコードをWebサイトに入力して申し込むことで事務手数料が無料になる。
■エントリコード(mineo)
mineo エントリーパッケージは以下にて。
LINEモバイル エントリーパッケージは以下にて。
IIJmio エントリーパッケージは以下にて。
■エントリーパッケージは家電量販店でも購入可能
なお、エントリーパッケージを購入→店頭申込する場合は別途手数料が発生するケースもあるので注意。
プリペイドSIMカード購入よりも割安になるケースも
短期利用向けの通信サービスとして、訪日観光客向けのプリペイドSIMカードも多数登場している。
■国内空港のプリペイドSIM自動販売機
プリペイドSIMカードは「買ってアクティベーションするだけ」で使える上に、有効期限を迎えると自動的にサービスが無効化(自動解約)となる点でお手軽で、もろもろの手間を極力省きたい。という方はプリペイドSIMカードが向いている。
ただし、利用期間が1カ月を超えるプリペイドSIMカードは販売価格が高めで、国内の主要空港のカウンターで販売されるSIMカードはコストパフォーマンス的にイマイチな商品も多いのが悩ましいところ。
MVNOサービスの新規契約は、使用期間が長くなるとプリペイドSIMカードに比べて割安になるものの、新規契約および解約に伴う手続が必要になるほか、ショップ申込を除いてSIMカードは郵送受取になるなど、もろもろ手間がかかるのがデメリット。
mineoの申込・サービス紹介は以下にて。
LINEモバイルの申込・サービス紹介は以下にて。
IIJmioの申込・サービス紹介は以下にて。
空港で購入できるプリペイドSIMカードまとめ
主要空港で購入できるプリペイドSIMカードのまとめは以下エントリにて。
新千歳空港
成田空港
羽田空港
関西空港
福岡空港