WiMAX 2+の『直近3日間の通信量が1GBを超えた場合』の通信速度制限に関する考察


2015.7.24 追記

その後、実際にWiMAX 2+向けに行われた通信速度制限については「直近3日間の通信量が3GBを超えた場合」に一律で通信速度制限を行っており、個人的には予想していたよりも厳しい制限だった。
※制限時の速度は、その後最大で1Mbps → 6Mbps程度へと制限が緩和されている。

WiMAX 2+の「直近3日間で3GB」の速度制限が予想よりも厳しかった | shimajiro@mobiler


WiMAXサービスは『通信速度制限ナシ』という点がサービスの大きなウリとなっており、後継サービスであるWiMAX 2+でも基本的には『通信速度制限ナシ』が守られているものの、初代のWiMAXサービスと異なり完全な『速度制限なし』のサービスにはなっておらず、WiMAX 2+利用時(ハイスピードモード利用時)は、以下の二つの制限が設定されている。

(1)契約から二年間経過後の通信量が7GB/月(auスマートバリューmine適用時は免除)を超えると速度制限。
(2)直近3日間の通信量が1GBを超えると、2015年4月以降は通信速度制限の対象となる場合がある。

(1)についてはWiMAX 2+『契約から二年間のみ利用する』という前提であれば特に問題は無いのであまり気にしていないけれど、(2)の『直近3日間の通信量が1GBを超えた場合』の速度制限については、今のところ回避する方法が無く、現時点でWiMAXを二年契約しても1年以内には通信速度制限の対象となる可能性がでてくる。

ただし『直近3日間の通信量が1GBを超えた場合の通信速度制限』については、実際にはそれほど厳しい制限にはならないのではと思う。というのも『直近3日間の通信量が1GBを超えた場合の通信速度制限』については、既にLTEサービス向けには制限が行われているものの、制限対象となった場合でも実用上の通信速度としては問題無く使えるケースもあるため。

実際に、直近3日間の通信量が1GBを超えた状態のauのLTE回線で通信速度を測定してみたところ、速度制限されていたとしても、実用上は問題の無い通信速度となるケースがあった。
※というよりも、auの回線を使っている中で直近3日間の通信量が1GBを超えたことは多々あるけれど、それが理由で通信速度が制限されて通信が極端に遅くなった。と感じたことは過去に無い。

■直近3日間の通信量が1GBを超えた状態でスピードテストを実施
直近3日間の通信量が1GBを超えた状態でスピードテスト

『直近3日間で1GBを超えた場合』に各社が実施する通信速度の制限については、実際には各社で制限内容が異なっており、携帯電話の大手3社で言うとドコモとKDDIが『通信速度を制限する場合がある』という制御に、一方でソフトバンクモバイルは『ネットワークの混雑状況に関係無く通信速度を制限』となっているため、他の2社と比べるとソフトバンクモバイルの速度制限は、ユーザにとって厳しめのルールになっている。

WiMAX 2+に話を戻すと、直近3日間の通信量が1GBを超えた場合の速度制限について、UQコミュニケーションズのWebサイトには“「WiMAX 2+通信」もこの終日制限の対象となることがあります。”とだけ記載されているけれど、MVNOの@niftyでは“通信の混雑状況に応じて”という説明が追加されている。

速度制限について|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+

また、当日を含まない直近3日間の「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が1GB以上となった場合は、「au 4G LTE」の通信速度を終日制限する場合があります。なお、2015年4月以降は、「WiMAX 2+」通信もこの終日制限の対象となることがあります。

料金詳細(WiMAX 2+ Flat 2年) | WiMAX(ワイマックス)なら@nifty

WiMAX 2+方式:2015年4月以降、通信の混雑状況に応じて回線速度を終日制限することがあります。

そんなわけで、WiMAX 2+も『直近3日間の通信量が1GBを超えた場合』においては、通信速度制限の対象になる(2015年4月以降)場合がある。とされており、ユーザとしては不安ではあるけれど、実際の利用上は大きく影響のある制限内容になる可能性は低いのでは。と予想。

仮に、WiMAX 2+利用時における通信速度制限が厳しい場合でも、その名の通り『ノーリミットモード』(WiMAXのみ利用)で利用すれば、従来のWiMAXサービスと同じく通信速度制限の対象にはならないので、WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータについては、それほど通信速度制限を心配する必要は無いのかなと思う。