海外で盗難・徹夜で世界最速購入・まさかの爆発→回収、「Galaxy Note」シリーズとの思い出を振り返る

スポンサーリンク
本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

日本国内では3年ぶりとなる「Galaxy Note」シリーズ最新モデル「Galaxy Note8」が発売されるので、初代「GALAXY Note」から「Galaxy Note7」まで、「Galaxy Note」シリーズとの個人的な思い出を振り返ってみる。

GALAXY Note:海外版を購入するもスリ被害に遭う

初代の「GALAXY Note」は、バンコク(タイ)の「MBK」で2012年5月に購入するも、その約1カ月後にはマレーシア・クアラルンプールにて盗難被害(スリ)に遭った。

海外で貴重品の盗難に遭ったのはこの時が初めて。買ったばかりで気に入っていたスマートフォンを盗まれてしまったこともあって、当時は相当なショックを受けたけれど、この経験から治安が良くない都市に滞在する際は細心の注意を払って被害を予防するなどの自衛ができるようになった。

クアラルンプールにて「GALAXY Note」のスリ被害にあった際に残したBlogエントリは以下。

KLセントラル駅でGALAXY Noteの盗難にあった

実際には海外版を購入するよりも前に、ドコモ版の「GALAXY Note SC-05D」も購入していたけれど、ドコモ版の「GALAXY Note」は海外モデルと比べてパフォーマンスに難があったので、利用する機会はそれほど多く無かった。

残念ながら、海外版の「GALAXY Note」を購入してわずか1カ月程度の間に盗難にあってしまったので、初代の「GALAXY Note」を深く触ることはできず、「GALAXY Note」を本格的に使い始めたのは、次モデルの「GALAXY Note Ⅱ」から。

GALAXY Note Ⅱ:「メイン端末」として長く愛用

「GALAXY Note」の盗難ショックを乗り越えて。

と言うとやや大げさながらも、「今度はがっつり使おう。」と決意してドコモ版の「GALAXY Note Ⅱ(SC-02E)」を購入。

2012年冬モデル機種として発売された「GALAXY Note Ⅱ SC-02E」は、クアッドコアCPUを採用し、前モデルでネックだったパフォーマンス面が大きく改善されていたこともあり、長い間「メイン端末」として愛用。

当時は「3カ月で使う機種が変わる」というようなケースも珍しくない中で、1年以上使い続けることができた、満足度の高い一台。

■ドコモ版の「GALAXY Note Ⅱ SC-02E」
121209_GALAXYNote2.jpg

古い話になるけれど、ドコモから販売される機種は2011年4月から「SIMロック解除」に対応しており、「GALAXY Note Ⅱ SC-02E」もSIMロックを解除して、国内外の好きな通信事業者のSIMカードで利用することができた。

一方で、ドコモが販売する機種では「国際ローミング接続中またはSIMロックを解除しても海外SIMで利用中はテザリングが利用できない。」という、ちょっと困った仕様になっている機種が大半だった。

「GALAXY Note Ⅱ SC-02E」ではこの問題が解決されており、海外旅行中などなどにプリペイドSIMカードを購入してテザリングが利用できるようになっていた。
※ただし、その後のソフトェアアプデートなどで仕様が変更された可能性あり。

■マレーシアの「U MOBILE」のSIMカード + GALAXY Note Ⅱでテザリング
マレーシアのU MOBILEのSIMカード、GALAXY Note 2でテザリング可能
掲載元:SIMロック解除したGALAXY Note2 + マレーシアのU MOBILEのSIMカードでテザリングが可能だった

加えて、「GALAXY Note Ⅱ SC-02E」では、Android 7.0で提供されている「マルチウィンドウ」機能を独自にサポートしており、「1画面を分割してWebブラウザで調べ物をしながら、Google Mapsで目的地へ移動する。」というような使い方が当時から可能で、マルチウィンドウ機能も頻繁に使っていた。

■GALAXY Note Ⅱ:マルチウィンドウの例
130112_GALAXY_Note2.jpg
掲載元:GALAXY Note 2のマルチウィンドウが旅行中にめっちゃ便利だった

このほか、当時はLTEの国際ローミングサービスが提供されていなかったこともあって、「SIMロックを解除したドコモ端末を海外キャリアの4G LTEで使う。」ことがやや面倒だったけれど、「GALAXY Note Ⅱ SC-02E」は(少々手間がかかるものの)ネットワークモードをLTEに固定することで、海外でも4G LTEを利用することができた。

■GALAXY Note Ⅱ SC-02Eでフィリピン「SMART」の4G LTEに接続
GALAXY Note 2でSMARTのLTEに接続成功!
掲載元:SMARTのプリペイドSIMでLTEに接続成功!APN設定はsmartlte(パッケージ未記載)

「GALAXY Note Ⅱ SC-02E」を使っていた頃に滞在していた、フィリピン・セブ島では3Gのモバイルネットワークの速度かなり遅く、それに対して4G LTE接続時はそこそこ快適な速度でデータ通信が利用できていたので「スマートフォンで4G LTE固定できる」機種は重宝した。

GALAXY Note 3:香港「先達広場」で購入

3代目となる「GALAXY Note 3」は、香港の「先達広場」にて海外モデルを購入。

■香港の先達広場で購入したGALAXY Note 3(GT-N9005)
GT-N9005を香港の先達広場で購入
掲載元:SIMフリーのGALAXY Note 3(GT-N9005)を香港で購入/購入価格は約66,000円

「GALAXY Note Ⅱ」をかなり気に入って使っていただけに、順当に進化したと言える「GALAXY Note 3」は何も不自由無くスンナリと使うことができた。

「GALAXY Note 3」は、本体側面に紙の「ノート」のような加工が施されているほか、カバーが「革っぽい」加工になっているなど、「Sペン」による機能面だけでなく、デザイン面でも「Note」っぽさが再現されており、デザイン面でも非常にお気に入りの一台。ただし、残念ながらこういった「Note」っぽいデザインが長く受け継がれることは無かった。)

■「GALAXY Note 3」側面や背面が「ノート」っぽいデザイン・加工
「GALAXY Note 3」側面や背面が「ノート」っぽいデザイン・加工

特に「困った」系のエピソードがある機種ではなく、端末のパフォーマンス面やデザイン面の完成度が高く、非常に満足度が高い一台。

GALAXY Note Edge:「モッサリ」の解消を待てずに手放す

シリーズ初の「エッジディスプレイ」を採用した「GALAXY Note Edge」は、ドコモ版の「GALAXY Note Edge SC-01G」を購入したものの、動作のモタつきにガマンすることができず、半年程度で手放すことになった。

■GALAXY Note Edge SC-01G
SIMロック解除したGALAXY Note Edgeを台湾モバイルのプリペイドSIMでLTE接続

「GALAXY Note 3」や「GALAXY Note Ⅱ」では感じることの無かった「動作のモタつき」を感じるのは個人的にかなりストレスがあり、歴代の「GALAXY Note」シリーズの中では最も「触る機会が少ない」機種だった。(盗難にあった初代「GALAXY Note」を除いて。)

ただし、端末を手放してすぐ後に公開されたアップデートでパフォーマンスが改善した。という話もあるので、アップデートを適用させた上で使っていれば話は違ったのかも…。

Galaxy Note5:徹夜で世界最速購入

「Galaxy Note5」は、台湾を訪問中に(世界最速となる)発売イベントが開催されたため、このイベントに参加すべく、友人と一緒に台北のショッピングモール「三創數位生活園區」前で徹夜し、発売イベントに参加して購入。

■Galaxy Note5:台湾で徹夜で並んで購入

掲載元:Galaxy Note5、世界最速発売の台湾で購入 – 先着20名限定イベントにも参加

「GALAXY Note Edge」が個人的に期待外れだったこともあり「最新モデルが良いとは限らない」という心配は杞憂だった。

後継機となるハズだった「Galaxy Note7」が発売中止となったこともあり、なんだかんだと二年間使い続けることができた名機。発売イベントに参加したことや、地元メディアの取材を受けたことなどなど、思い入れのある一台。
※カメラは他の端末で使うなど役割を変えることはあった。

個人的に気に入っているのは、画面がオフでもSペンを使ってノートが書ける「画面オフメモ」(黒板機能)で、海外渡航時などに「書けるけど発音できない」言葉をコミュニケーションするのに便利。

■Galaxy Note5:画面オフメモ(黒板機能)
Galaxy Note5:黒板機能

Galaxy Note7:世界各地で相次いだ爆発事故で回収

「Galaxy Note5」のデキが良すぎたので、それほど購入するつもりは無かった「Galaxy Note7」は、周りのユーザーの「良いぞ」という声につられて購入。

本腰を入れて使い始める前に、世界各地で「Galaxy Note7」の爆発事故が相次いで発生。サムスンは問題のある端末について修理・交換対応を行うことを発表。しかしながら、修理・交換プログラムは後に受付終了となり、「Galaxy Note7」は全世界で発売中止された。

「Galaxy Note7」の購入→修理・交換に関しては、

・Galaxy Note7の購入で渡航
・交換プログラム終了申込のために渡航(手続不備で受付不可)
・再度、プログラム申込のために渡航→渡航当日に交換プログラム終了

と、短期間に3回台湾を訪問することになった。ちなみに、台湾は1年間に3回訪問すると「快速査驗通關」(Speedy Immigration Inspection Certificate for Foreign Frequent Visitors)が利用可能になり、出入国審査が素早く行える。

台湾の販売店でモック展示となるGalaxy Note7
台湾の販売店でモック展示となるGalaxy Note7
掲載元:Galaxy Note7の交換で台湾渡航、当日に交換プログラムが終了する悲劇に

「Galaxy Note7」を対象とした修理・交換プログラムが終了したことにより、サムスン電子ジャパンは「海外で購入したGalaxy Note7の返品・返金を受け付ける」という異例の対応を行い、最終的にはこちらのお世話になることに。

そんなわけで、「Galaxy Note7」については「購入してどうこう使えた」という記憶はほとんど無く、「あっちこっち振り回された一台」という印象。

Galaxy Note8:三年ぶりに日本カムバック!

日本国内向けの「Galaxy Note」シリーズは、「Galaxy Note5」が販売されず、また「Galaxy Note7」の販売が世界的に中止となったため、「GALAXY Note Edge」以来の発売となる。

「Galaxy Note」シリーズファンの中には、「GALAXY Note Edge」を購入せずに、いまだに「GALAXY Note 3」を使い続けている方も少なからずいるかと思う。そういったユーザーにとっては、実に4年ぶりの「Galaxy Note」。

■Galaxy Note8:日本国内には3年ぶりにカムバック
171018_GalaxyNote8.jpg

当然ながら、個人的にも長く待ち続けた一台なので、入手後はメイン端末としてガッツリつ使っていくつもり。